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2021 Fiscal Year Research-status Report

小児と成人の卵胞発育の差異に適応させたヒト卵胞培養系の開発

Research Project

Project/Area Number 21K09494
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

奥宮 明日香  京都大学, 医学研究科, 特定病院助教 (70893791)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 堀江 昭史  京都大学, 医学研究科, 講師 (30535836)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2024-03-31
Keywordsマウス卵胞体外培養 / マウス卵胞体外成熟
Outline of Annual Research Achievements

マウスの卵胞発育において、脂質代謝や酸化ストレス反応などの着目因子を操作した場合の、卵胞発育への影響について、より詳細に評価するために、マウス卵胞の体外培養系の見直しをおこなった。具体的には、これまで培養に用いていたコラーゲンコートの培養皿(transwell-COL)の供給中止に伴い、新たな培養皿(Millicellなど)を用いて、条件検討を行った。また、十分に発育した卵胞から成熟卵を回収するための卵胞成熟の効率が悪いために、アウトカムを適切に評価できない問題が生じたために、卵胞成熟のステップについて改めて条件検討を行い、実験系の改良を行なった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

実績の概要に記載したとおり、これまでマウス卵胞の体外培養実験に用いていた培養皿の供給中止に伴い、改めて新規の培養皿を用いて条件検討する必要があった。また、卵胞体外成熟の効率悪化が生じたためにこれを改良する実験が必要となった。このため、やや遠回りになってしまったが、研究の根幹に関わる部分であるので、十分な条件検討を行い、今後の実験に備える必要があった。

Strategy for Future Research Activity

安定したマウス卵胞の体外培養系と体外成熟系において、各着目因子を操作することで、卵胞発育への働きの評価を進めていく予定である。並行して、実臨床において、手術で摘出される卵巣組織の病理検討会に参加し、各年齢層のヒト卵巣組織の理解を深める予定である。

Causes of Carryover

研究が予定より遅れているため。
いくつかの実験を次年度に繰り越したので、その実験に必要な物品購入に使用する予定。

URL: 

Published: 2022-12-28  

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