• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2023 Fiscal Year Research-status Report

自然災害避難時におけるcovid19対策として車中泊の安全活用法の確立

Research Project

Project/Area Number 21K10381
Research InstitutionTohoku Bunka Gakuen University

Principal Investigator

小野部 純  東北文化学園大学, 医療福祉学部, 講師 (30433519)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 平山 和哉  東北文化学園大学, 医療福祉学部, 助教 (40881628)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
Keywords車中泊 / 下肢静脈血流速度 / 座位姿勢
Outline of Annual Research Achievements

これまでに行ったプレ実験の結果をもとに、評価使用機器の変更し評価の信頼性の検討や実験条件の再検討を行った。下肢の血流を測定する際に、当初は事前の安静時間を過去の研究に習い10分程度を予定していた。しかし、この安静時間の確保が総実感時間が長時間に及ぶ要因となってしまい、対象者への時間的・身体的拘束負担の要因となってしまっていたため、必要な安静確保時間について検討した。実験の結果、臨床で行われている1分程度の安静時間でも、実験結果に影響がないことがわかった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

先行研究では、下肢静脈血流速度を測定する前に確保する安静時間は3〜20分と一定ではなかったが、概ね10分程度確保している研究が多かった。しかし、この安静時間の確保が総実験時間が長時間になる要因となり、対象者への時間的・身体的拘束負担の主要因となっていたことが問題であった。しかし、この安静時間には先行研究では明確な根拠は示されておらず、慣習的に設定されている様子であった。そのため、実際の臨床場面では、多くが1分程度の安静時間の確保のみで行っていることもあり、本研究においても安静時間の違いによる下肢血流速度に与える影響を再検討した。その結果、安静時間が1分でも有意な影響を与えないことがプレ実験でも確認できたため、本研究でも測定前の安静時間は1分間とすることとした。

Strategy for Future Research Activity

測定前の安静時間を変更したことにより、測定結果に及ぼすことなく実験時間を短縮することが見込みがたち、より対象者への負担が減らせることになった。今後は、対象者への負担を減らしつつ測定結果の精度を保つことができる条件で、研究を進めていく予定である。

Causes of Carryover

学会参加費と所属学会の年会費の支払いのため支出

URL: 

Published: 2024-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi