2022 Fiscal Year Research-status Report
日常生活におけるノンエクササイズアクティビティを測定する尺度の開発と検証
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21K11050
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
松永 由理子 (明時由理子) 九州大学, 医学研究院, 講師 (50612074)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤田 君支 九州大学, 医学研究院, 教授 (80315209)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | Physical Activity / Sedentary Behaviour / Light Physical Activity / Accelerometer / Questionnaire |
Outline of Annual Research Achievements |
令和4年度は,がん患者の中でも特に活動量が低いと報告されている女性生殖器がん患者(治療後6ケ月~20年経過)で,下肢リンパ浮腫治療のために外来通院中の患者54名を対象として,身体活動量の自記式質問紙による主観的評価と加速度内蔵型活動量計による客観的評価を行った.ノンエクササイズ アクティビティの評価は,肝移植患者で信頼性・妥当性が検証されている改訂版The Short Questionnaire to Assess Health Enhancing Physical Activity,および座位行動・軽強度の活動が測定可能な加速度計(ウェアラブルモニター)を用いて評価した. 現在,測定データの分析をしており,学会での発表を予定している.また,介入評価としての検証を行うため,活動セルフモニタリングのパイロットスタディを実施する予定である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新型コロナ感染症の影響により,調査対象者が女性生殖器がん患者と限られているが,ほぼ計画通りに遂行できた.
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Strategy for Future Research Activity |
対象者数を増やして調査を実施するとともに,介入評価としての検証を行うため,活動セルフモニタリングのパイロットスタディを実施する.活動セルフモニタリングではアクテビティトラッカーを用いて活動量を可視化する介入を行う.介入前後の身体活動量を評価は,改訂版The Short Questionnaire to Assess Health Enhancing Physical Activity,および座位行動・軽強度の活動が測定可能な加速度計(ウェアラブルモニター)を用いて評価する.
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Causes of Carryover |
次年度にパイロットスタディを予定しており,活動セルフモニタリングのためのアクテビティトラッカーは次年度での購入を予定している.
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