2021 Fiscal Year Research-status Report
大臀筋の選択的トレーニングがスプリント能力に及ぼす影響
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21K11485
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Research Institution | Kogakkan University |
Principal Investigator |
吉本 隆哉 皇學館大学, 教育学部, 助教 (20756465)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉崎 範英 明治学院大学, 教養教育センター, 准教授 (10508287)
谷中 拓哉 横浜商科大学, 商学部, 講師 (00781262)
若原 卓 同志社大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (20508288)
土江 寛裕 東洋大学, 法学部, 教授 (60458479)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 股関節伸展 / 膝ロック / 臀筋群 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、従来のトレーニングエクササイズにはなかった、走動作に近い動作様式で適切に大臀筋を刺激しつつ、できる限り大腿四頭筋に刺激を与えないエクササイズマシンを開発し、そのうえで、そのトレーニングの長期的な実施が筋形態および筋機能に与える影響を明らかにする。そして、これらの変化とスプリント能力の変容を明らかにすることを目的としている。本研究で得られる知見は、スプリント走における最適な形態と力発揮能力を獲得し、それに伴うスプリント動作の変容と疾走速度の向上を目指す新たなトレーニング手段を提案することとなる。 初年度(令和3年度)は、従来のトレーニング手段では困難であった膝関節の伸展を制限しつつ、股関節を伸展するエクササイズ機器の開発を行うことであった。本研究では、仰臥位と伏臥位においてトレーニングを実施できる2つのエクササイズ機器の開発を行い、できる限り股関節の可動範囲すべてで大臀筋に負荷をかけることが可能となる方式を採用し、開発においては、1) 装置の仕様の検討(エクササイズ姿勢、可動範囲、負荷重量の範囲など)、2) 妥当性および再現性、3) 安全性の確認を行う予定であった。当該年度において、上記課題を達成するための機器の開発、仕様の検討、予備実験は終了している予定であったが、コロナ禍の影響により開発に予定を上回る時間を要している。現在の進捗状況では、令和4年度中頃に機器の開発が完了するため、その後速やかに上記の実験を進める。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍の影響により、装置の開発が予定通り進んでいないため。
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Strategy for Future Research Activity |
トレーニング機器の開発が完了次第、大臀筋を選択的に改善するトレーニングの妥当性、再現性および安全性の確認を行う。そのうえで大臀筋を含む下肢筋群の筋活動水準の定量を行う。また、トレーニングによる筋形態,筋機能,スプリント能力に与える影響を明らかにする。
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Causes of Carryover |
申請課題を達成するための機器の開発を行い、仕様の検討、予備実験を行う予定であったが、コロナ禍の影響により開発に予定を上回る時間を要している。現在の進捗状況では、令和4年度中頃に機器の開発が完了するため、その後速やかに実験を進める。
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