2021 Fiscal Year Research-status Report
サブスクリプション企業の行動理論:日本の生命保険会社の統計的分析
Project/Area Number |
21K13364
|
Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
佐々木 博之 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (70779165)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
|
Keywords | サブスクリプション / 行動戦略論 / 企業行動理論 |
Outline of Annual Research Achievements |
全体の「研究期間5年のうち、最初の年度が終了した。当該年度は既存研究の調査とデータ収集の計画を予定しており、現段階では具体的な実績・成果は出ていない。既存研究の調査からは、本研究の問いが重要であることが確認された。また、データ収集の手順について精査が完了した。一方で、分析を予定している主要な概念については既存の文脈と照らし合わせて、定義と具体的な尺度を検討する必要がある。次年度は主にデータの収集と分析の作業を予定している。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当該年度は既存文献の調査とデータ収集の計画を予定していた。Web of Scienceを利用して、経営学関連の国際誌に掲載されたサブスクリプション文献を包括的に収集し、レビューしている。また、データ収集についても、既存データの確保と、新規に入力が必要なデータ項目の洗い出し、データ入力業者の選定を完了し、おおよその費用を算定した。
|
Strategy for Future Research Activity |
科研費の資金を用い、外部の業者にデータ入力を発注予定である。独立した入力者2人の成果物をマッチングさせるなど、データ入力の精度を担保するための手順を業者と確認済みである。また、入力が必要な項目の精査は済んでおり、資金を無駄にすることなく効率的に収集できると考えている。入力されたデータが納品され次第、データベースの作成とクレンジングを行い、定量的な分析を行う。
|
Causes of Carryover |
研究拠点地域におけるCOVID-19の感染拡大の影響により、国内出張を延期したこと、および研究補助者の雇用を断念したことによる。
|