2021 Fiscal Year Research-status Report
Simultaneous measurement of turbulent transport characteristics on the high and low field side in edge tokamak plasma
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21K13898
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
文 贊鎬 九州大学, 応用力学研究所, 助教 (50734753)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | ボールペン(BP)プローブ / 磁化プラズマ装置 / 空間電位 / 電子温度 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では, 磁場閉じ込め核融合プラズマにおける乱流輸送の定量的評価をボールペン(BP)プローブ計測法を用いて試みた。最初に直線磁化装置PANTAにおいてBPプローブを制作・校正を行い,プラズマ空間電位と温度の計測法を確立した。BPプローブの運用については、プローブ電極の深さと磁場強度がプラズマ空間電位と温度に支配的な影響を及ぼしていることを明らかにした。 一方,ラングミュアプローブ法とレーザートムソン散乱(LTS) のデータとの比較を行い、正確な空間電位と電子温度プロファイルを求めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
プラズマ乱流輸送を正確に評価するため、直線装置PANTAにおいてボールペンプローブの制作を行い、その計測法を確立した。さらに、小型トカマク装置PLATOに適用するためのプローブ架台とポートなどの確認を行ったので、計画の通りに順調に進展していると考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
これまで得られた実験結果を基づいて多チャンネルBPプローブの制作・校正を行い、プラズマの電位・温度半径分布を同時に計測できるようにする。 最終的に小型トカマク装置PLATOに高時間分解能の温度・電位揺動計測法を確立して、その揺動乱流が駆動する熱流・粒子束を直接に評価すること目指す。
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Research Products
(6 results)