2022 Fiscal Year Research-status Report
Radiomicsを用いた血行再建術後上下肢運動機能改善予測法の開発
| Project/Area Number |
21K16638
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| Research Institution | Iwate Medical University |
Principal Investigator |
佐藤 慎平 岩手医科大学, 医学部, 研究員 (80882282)
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| Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | 頚動脈内膜剥離術 / IMZ-SPECT / ARAT / 歩行分析計 / radiomics |
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、頚部内頚動脈狭窄症を対象とし、上下肢運動機能の客観的評価指標と、脳血流や運動機能を評価可能な医用画像を組み合わせたradiomics解析を実現することによって、大脳における統合的運動制御メカニズムの解明を目的としている。本年度は、頚動脈内膜剥離術の対象となった一側内頚動脈狭窄症20例に対して、123Iomazenil single photon emission computed tomography(IMZ-SPECT)の撮像と、上肢機能の客観的評価指標であるaction research arm test(ARAT)を、術前1ヶ月以内および術後6ヶ月までに実施した。また、膨大な計算コストを要するradiomics解析を、高速に実施する解析環境構築のために他のチームと共同で購入したMac Proを本年度に納入できた。同時期に購入したMATLABを用いた開発環境の整備も終えることができたことから、さらなる高速化を目指し、現在独自解析プログラムを開発中である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2年間での目標症例数は60症例であり、現在までにIMZ-SPECTとARATを50症例にて実施できたため、概ね順調であったが、下肢機能評価まで実施可能な症例が集まらなかったことと、radiomics解析プログラムの開発がやや遅れているため。
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| Strategy for Future Research Activity |
下肢機能検査を追加可能な症例については、改めて20症例を目標とする。一方、これまで実施してきたIMZ-SPECTとARATによる上肢機能評価は、残り10症例で目標症例数達成とする。症例数達成後は、まず、既存のソフトウェアを用いてIMZ-SPECTの画像解析を実施し、今回のARATの評価結果で群分けした群間で、運動機能関連領域の値を比較する。次に、radiomicsのための独自解析プログラムのプロトタイプの開発を進め、標準脳の各ボクセルにおいて、IMZ-SPECT、脳血流、年齢、体重、性別、既往歴の有無について、全症例のデータから統計学的に最も上肢機能の改善に関与する領域を決定する方法を確立する。
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| Causes of Carryover |
COVID-19感染の広がりが収束せず、国際会議や国内学会へ現地参加する機会がなくなり、当初計上していた旅費を使用しなかったため
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