2023 Fiscal Year Research-status Report
子宮頸部円錐切除後の頸管狭窄を予防する新たな治療法の開発
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21K16773
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Research Institution | Saga University |
Principal Investigator |
橋口 真理子 佐賀大学, 医学部, 助教 (10535751)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 子宮頸癌 / 円錐切除術 / 頸管狭窄 / コラーゲンビトリゲル |
Outline of Annual Research Achievements |
コラーゲンビトリゲルを使用した、留置型の頸管狭窄抑制デバイスについて、ミニブタによる動物実験を前年度まで行ってきた。デバイス挿入群と非挿入群で比較すると、子宮頸管狭窄は非挿入群で明瞭であった。ビトリゲルデバイスにより、頸管狭窄の予防効果が確認できたと考えられた。しかしながら、動物実験の関係で、長期飼育が困難であったこと、また途中でデバイスの脱落が多かったことから、狭窄の再発の有無などの検討はできなかった。 摘出した子宮頸部の組織学的な検討を行い、狭窄がある群では、上皮化に線維化が見られ、狭窄の原因になっていることが示唆された。 このデバイスは、コラーゲンビトリゲルを避妊リングを装着させている状態であるが、安定してリングに装着できる方法や、このデバイス自体の滅菌方法(コラーゲンビトリゲルの部分)について未解決の状態である。また、コラーゲンビトリゲルの制作についても技術や滅菌面において未解決の状態である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
他業務が多忙につき、昨年度はほとんど実験等を計画して進めることができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
昨年度がほとんど進捗がない状況であったため、今後まずは、Real-time PCR,Western blottingの検証を行う計画をたて、少しずつ進めていきたいと考える。
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Causes of Carryover |
研究計画変更等に伴い補助事業期間を延長したため、次年度使用額が生じた。今年度の実験計画に基づき、物品や試薬購入、書籍購入などの費用ないし、自己研鑽のため学会参加の旅費等に使用する予定である。
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Research Products
(8 results)