2023 Fiscal Year Annual Research Report
医療課題の解決をAIでデザインできる医療者を育む卒前医学教育プログラムの新規開発
| Project/Area Number |
21K17243
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| Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
岩崎 淳也 東北大学, 医学系研究科, 講師 (00748444)
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| Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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| Keywords | 医学教育 / 人工知能 / 医療AI |
| Outline of Annual Research Achievements |
最終年度には、医療AI研究の応用事例として自然言語処理に関する医療応用の研究に対する調査と教育プログラムの作成を行なった。具体的には、大規模なテキストデータから特定の医療情報を抜き出すためのトレーニングと、生成AIの医療応用事例に関するプログラムを作成した。自然言語処理を行う際には、画像診断AIなどと異なりローカル環境では生成に時間がかかることで医療現場での応用が難しい課題があることが分かった。 研究期間全体の成果として、申請者が作成した教育プログラム修了者のうち医学系研究科の大学院生全体の成果として、2023年3月末の時点でacceptされた論文が1件、口述発表などの受賞歴が8件であった。以上のことから、申請者の提案する教育プログラムはAI研究を実施することのできるAI研究者の養成が可能なことが示唆された。 一方で、医学的知識が十分でない医学生に対してもAI研究を実施できる可能性が示唆された。東北大学心療内科学分野と合同で過敏性腸症候群患者の脳波解析を行ったところ、約4ヶ月の間でプログラミングの基礎から学び脳波の解析を行い、過敏性腸症候群の患者とそうでない患者の間の脳波をディープラーニングによって違いを検出することができた。さらに、LSTMを用いた脳波の連続性の特性解析を行い、過敏性腸症候群特有の脳波を抽出することができた。以上より、AI教育を行う際に医療知識が無い状態からでも効果があることが示唆された。 今後は、最終年度に作成した自然言語処理に関する教育プログラムの成果を一般的なカリキュラムとして作成しその効果について検証を行う予定である。
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