2021 Fiscal Year Comments on the Screening Results
Project/Area Number |
21K18318
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 64:Environmental conservation measure and related fields
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Research Institution | Kindai University |
Principal Investigator |
早坂 大亮 近畿大学, 農学部, 准教授 (20583420)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
角谷 拓 国立研究開発法人国立環境研究所, 生物多様性領域, 室長 (40451843)
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Project Period (FY) |
2021-07-09 – 2024-03-31
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Summary of the Research Project |
化学物質による生態毒性評価を主題に、実環境が複雑系であるため従来は現実的な予測が困難との背景から、水田をモデルとして、1)共通の特性をもつ生物種や個体群の集合および相互作用を特定し、2)実用的な生態系機能の指標となる生態系レジリエンス指標を開発し、それらを通じて化学物質による群集・生態系への実効性のある影響評価手法を開発する。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
生態毒性学で培われた実用的な評価手法や社会実装力と生態学で培われた生態系理解のための方法論および理論を融合することで、「生態系レジリエンスにもとづいた生態毒性評価」という、両学問分野を結ぶ新たな領域を切り開くことを可能とする意義をもつ。多様な植物や動物・微生物の相互作用への化学物質(農薬)の影響を解析するアプローチは挑戦的であり、実用性についても期待される。
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