2024 Fiscal Year Annual Research Report
A study on help-seeking behaviors and low-threshold service for people who use drugs
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21K18460
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| Research Institution | Niigata College of Nursing |
Principal Investigator |
徐 淑子 新潟県立看護大学, 看護学部, 准教授 (40304430)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池田 光穂 大阪大学, COデザインセンター, 名誉教授 (40211718)
黄 順姫 筑波大学, 人文社会系, 教授 (50199147)
酒井 幸子 東京女子医科大学, 看護学部, 非常勤講師 (70894054) [Withdrawn]
諏訪 茂樹 東京女子医科大学, 看護学部, 准教授 (10299935) [Withdrawn]
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| Project Period (FY) |
2021-07-09 – 2025-03-31
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| Keywords | 薬物使用 / 周縁的社会集団 / ハームリダクション / 求助行動 / サービス利用 / クリニカルバイアス |
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究最終年度は、薬物使用者ら、偏見やスティグマの効果から周縁化・不可視化されやすく、メインストリームの支援制度から遠ざかりやすい人たちのサービス利用にかかわる要因の検討を主として行った。2つの研究目的のうち、「保健医療福祉のサービスが、援助の受け手に認知・選択される要因、想定される利用者の求助行動を促す要因」を中心に、収集した情報の分析・検討を行った。調査活動としては、研究班各人が、前年度同様、資料調査および実践者会議や当事者主催のイべント等への参加を通して事例収集を行った。韓国、フィリピン、ニュージーランドについて訪問調査等による事例収集を行った。研究年度を通して収集した事例から、ハームリダクションアプローチが、それぞれの社会・文化的文脈でどのようにローカライズされているかを、「しきいを下げる」という点に着目しながら検討した。最終年度後半は、徐を中心に「クリニカル・バイアス」という観点を導入し、援助場面で作用する偏見・スティグマと受療行動について検討した。今までの調査結果からは、利用者とプログラムスタッフの適切な距離感、利用者が「サービスを利用するか否かは自分が選択できる」「十分な時間をかけてどうするかを決めることができる」と実感してもらえるよう仕組みを整えること(場所のしつらえや雰囲気、スタッフトレーニング、サービス・援助を受けるための手続き、ハウスルール等)等の具体的な取り組みが明らかになった。
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