2011 Fiscal Year Annual Research Report
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22224007
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Research Institution | The Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
NORI Franco 独立行政法人理化学研究所, デジタル・マテリアル研究チーム, チームリーダー (50415262)
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Keywords | 量子計算 / 量子情報処理 / 超伝導中の磁束量子ダイナミクス / 超伝導キューピット / 人工原子 / 凝縮系物理学 / 計算物理学 / 複雑系 |
Research Abstract |
2011年度の最初の10ヶ月間に、我々はISIデータベースにより索引されうる28の論文を出版した。その中のネイチャー誌の長い二つの論文は、世界において少なからぬ注目を集めている。 2011年6月にネイシャーに出版された論文は9ページの長さがあり、我々が創造の一端に寄与した物理学の領域について言及している。記事は私の前ポスドク研究員と私自身の共著である。 我々の最近の、真空からの光子の創成に関する研究[Nature 479,376(2011)]は、ネイチャーの"News and Views",American Scientist,Physics World,PhysOrg.com,MIT's Technology Review,Forbes,Financial Times,International Business Times,Deutsche Welleにて取り上げられた。また、Physic Worldにおいて、2011年で最も注目された10の物理学の研究において、第5位に選ばれた。 ネイチャーによると、"Nature News"に掲載された我々の研究が、2011年中で最も多く読まれたニュースである、とのことである。この研究は世界中の著名な新聞や雑誌に於いて非常に多く報道された。(フランスの一流の新聞である"Le Monde"にも掲載された。)この研究に関するさらなる情報は、以下のリンクに記されている。http://dml.riken.jp/outreach.php 数週間前、Reviews of Modern Physics に我々の記事が出版された。そしてこの論文は、APS(APS=American Physical Society)がその55,000人に上るメンバーに送る2012年2月号の"APS News"に宣伝を載せた、唯一の研究論文であった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
これも我々の研究計画は順調に進展しており、2011年度中にNatureを含む数多くの論文を出版することができた。
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Strategy for Future Research Activity |
2012年度においても研究に対する真摯な姿勢を失わず、研究計画を遂行していくものである。そして研究成果を良い論文として出版したいと計画している。
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Research Products
(36 results)