2013 Fiscal Year Annual Research Report
太陽系外惑星の大気分光精査に向けた極低温デフォーマブルミラーの開発
Project/Area Number |
22244016
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Research Institution | Japan Aerospace Exploration Agency |
Principal Investigator |
塩谷 圭吾 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 助教 (40392815)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中川 貴雄 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 教授 (20202210)
小谷 隆行 国立天文台, 太陽系外惑星探査プロジェクト室, 研究員 (40554291)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | デフォーマブルミラー / 系外惑星 / 波面補償 / 極低温 / 赤外線 |
Research Abstract |
本応募研究の目的は、系外惑星の直接観測による大気分光という重要課題にのぞむため、赤外線宇宙望遠鏡に搭載する極低デフォーマブルミラーを開発実証することである。本応募研究によって、惑星観測に特化した観測装置(分光機能つきコロナグラフ)を赤外線宇宙望遠鏡 SPICA に搭載するために必要とされる挑戦的な技術開発実証がすべて完了し、晴れて搭載が可能となる。この観測装置が実現すれば、その能力は SPICA の打ち上げが予定される2020年代においても無二の競争力を持つ。系外惑星系の形成、進化を直接観ることで惑星系に関する理解は飛躍的に高まることが期待できる。 デフォーマブルミラーそのものは、常温で用いるものならば、既に企業から購入することができる。しかし、赤外線望遠鏡で用いるのに必須の冷却環境で使用可能のデフォーマブルミラーは、存在していなかった。そこで本研究にて新規に開発した訳である。具体的には、多く提案されているデフォーマブルミラーの駆動方式のうち、Micro-Electronic Mechanics System (MEMS)方式を採用した。そして冷却環境で使用するための最大のカギである、冷却時の熱変形の問題をクリアするため、MEMS方式で製造したシリコンを主とするデフォーマブルミラー本体と同等の熱収縮率を持つ基板を開発し、そこに接合、周辺システムを構築することで、極低温(5K)で動作する多素子(1000素子)のDMを設計、制作、試験することができた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)