2013 Fiscal Year Annual Research Report
アフリカ・モラル・エコノミーを基調とした農村発展に関する比較研究
Project/Area Number |
22255011
|
Section | 海外学術 |
Research Institution | Fukui Prefectural University |
Principal Investigator |
杉村 和彦 福井県立大学, 学術教養センター, 教授 (40211982)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
末原 達郎 京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (00179102)
池谷 和信 国立民族学博物館, 民族文化研究部, 教授 (10211723)
嶋田 義仁 名古屋大学, 文学研究科, 教授 (20170954)
杉山 祐子 弘前大学, 人文学部, 教授 (30196779)
津村 文彦 福井県立大学, 学術教養センター, 准教授 (40363882)
阪本 公美子 宇都宮大学, 国際学部, 准教授 (60333134)
鶴田 格 近畿大学, 農学部, 准教授 (60340767)
池上 甲一 近畿大学, 農学部, 教授 (90176082)
松田 凡 京都文教大学, 総合社会学部, 教授 (90288689)
|
Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
|
Keywords | アフリカ経済 / 内発的発展 / モラル・エコノミー / 社会的連帯 / 社会開発 / 地域間比較 / 生業間比較 / タンザニア |
Research Abstract |
プロジェクト最終年度の2013 年には、海外からの招聘、ドドマ大学との協力の下に、全体のまとめとなるシンポジウムを「グローバル化するアフリカ農村の発展とモラル・エコノミー」というタイトルの下に国際シンポジムを行った。欧米からは、国際的なレベルでアフリカ・モラル・エコノノミー研究の出発となる著作を刊行し、1980 年代アフリカ小農論争の中で「アフリカの停滞」に関する世界的な議論を展開したゴラン・ハイデン教授、アフリカ小農問題や現代アフリカ農村論で世界的に活躍するブライソン博士を招聘した。 タイからは、モラル・エコノミー研究の視点からアフリカと東南アジアの比較に大きな貢献をしてきたポーパン博士を招聘した。このシンポジウムの内容は別途に刊行するプロシーディングスの中に、きわめて実りの多かった報告、討議の内容が示されている。アフリカ・モラル・エコノミーに関する最先端の議論ができたのではないかと考えている。このようなシンポジウムの成果を受けて、ドドマ大学側から、現段階の「アフリカ・モラル・エコノミー」研究はすでに欧米などの著名な研究者を含む国際シンポジウム、ワークショップを重ねており、今後研究協力関係を深めていくために是非とも研究協定の提携を図って行きたいこと。できれば日本側の研究チームの代表校として、福井県立大学にドドマ大学との間で研究協定を締結していただきたい旨の要請があった。現在、福井県立大学にドドマ大学の間で検討を重ねており、研究協定という形で長期的な研究協力の形が生まれる可能性が出てきている。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(17 results)