2012 Fiscal Year Annual Research Report
超高速圧縮データストリーム処理に基づく軽量XMLデータベース管理システム基盤技術
Project/Area Number |
22300010
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
竹田 正幸 九州大学, システム情報科学研究科(研究院, 教授 (50216909)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
篠原 歩 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (00226151)
坂内 英夫 九州大学, システム情報科学研究科(研究院, 准教授 (20323644)
瀧本 英二 九州大学, システム情報科学研究科(研究院, 教授 (50236395)
坂本 比呂志 九州工業大学, その他の研究科, 准教授 (50315123)
畑埜 晃平 九州大学, システム情報科学研究科(研究院, 助教 (60404026)
稲永 俊介 九州大学, システム情報科学研究科(研究院, 准教授 (60448404)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | アルゴリズム / 圧縮データストリーム / データ圧縮 / 圧縮による高速化 |
Research Abstract |
本研究では、圧縮データ処理に基づく軽量XMLデータベース管理システム基盤技術の確立を目指している。本年度は、主として、以下の成果を得ることができた。 A. 圧縮テキスト上の高速パターン照合に適した文法圧縮アルゴリズムの開発.圧縮パターン照合に適した圧縮形式であるStraight-Line Program (SLP) をとりあげ、テキストからサイズの小さいSLPを得るための高速軽量な文法圧縮アルゴリズムの開発を行い、既存の文法圧縮アルゴリズムに比べて高い性能を示すことを実証した。 B. 圧縮テキスト上のq-グラム統計計算アルゴリズムの開発.前年度に引き続き、SLP上でq-グラム統計を求める問題に取り組んだ。前年度に開発した多項式時間アルゴリズムはqの値が大きいときに速度が低下する問題を抱えていたが,SLPをqグラムの観点から見た本質である「隣接木」という構造を提案し、これを用いることで、qの値によらず高速化することに成功した。これにより、理論と実用の両面から「圧縮による高速化」という目標をも達成したということができる。 C. 高速XMLデータストリームフィルタリング技術の開発.XMLデータストリーム処理アルゴリズムにはリアルタイム処理と省スペースが求められる。既存アルゴリズムは、計算時間・領域は効率的であるものの、lazyであるという欠点があった。本研究では、計算量を改善し、かつ、eagerに改善することに成功した。 D. その他.データベースシステムのもつ知的情報処理機能として、機械学習およびそれに基づく知識発見、パターンの効率的な枚挙、分類に関する研究を行い、多くの成果を得た。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(26 results)