2012 Fiscal Year Annual Research Report
野外教育によるコミュニケーションスキルの獲得―プログラム開発と因果モデルの構築―
Project/Area Number |
22300211
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Research Institution | Meio University |
Principal Investigator |
柳 敏晴 名桜大学, 健康科学部, 教授 (30239800)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤永 博 和歌山大学, 経済学部, 准教授 (20238596)
堤 俊彦 福山大学, 人間文化学部, 教授 (20259500)
西田 順一 群馬大学, 教育学部, 准教授 (20389373)
松本 裕史 武庫川女子大学, スポーツ健康科学部, 講師 (20413445)
榮樂 洋光 鹿屋体育大学, その他部局等, 助教 (50546760)
手島 史子 山口短期大学, その他部局等, 准教授 (60342325)
中島 俊介 北九州市立大学, 公私立大学の部局等, 教授 (80183507)
橋本 公雄 熊本学園大学, 社会福祉学部, 教授 (90106047)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 野外教育 / コミュニケーションスキル / プログラム開発 / 因果モデル構築 / 生きる力 / learning by doing / first hand experience / ドラマチック体験 |
Research Abstract |
本研究プロジェクトは、野外教育によるコミュニケーションスキル獲得に造詣を有する幅広い分野の研究者9名から構成した。分野は、野外教育学、カウンセリング学、運動生理学、児童教育学等多岐に及ぶ。研究プロジェクトを進め、野外教育によるコミュニケーションスキル獲得のための、プログラム開発と因果モデル構築に力を注いだ。 平成22年度は、効果測定尺度作成を、対象者別項目収集及び整理検討と予備調査、プログラム別仮プログラム作成・実施と要因探索から、プログラム開発・モデル構築を試みた。平成23年度は、効果測定尺度作成を、対象者別本調査実施と尺度の信頼性・妥当性の検討を進め、プログラム別修正プログラムの実施、因果モデル作成の試み、プログラム開発・モデル構築を進めた。平成24年度は、対象者別プログラム評価への使用と妥当性検討から、効果測定尺度作成を試み、プログラム開発とモデル構築に挑戦した。 三ヵ年間に、海外への学会参加と発表派遣4回、海外調査派遣4回と、日本独自の野外教育の発信と海外の最新情報収集に努めた。日本野外教育学会、日本教育心理学会でのシンポジウム開催で、野外教育とコミュニケーションの関連やその意義について、幅広く関連学会員に伝えることができた。また、平成24年7月研究代表者の地元沖縄で、第15回日本野外教育学会大会を主管開催し、沖縄の自然がもたらす暖かさとコミュニケーションへ与える力を、学会員と沖縄の現場の実践者にも伝えることができた。 平成23年度に「改定学習指導要領」が施行され、知識、道徳、体力のバランスが取れた全面的な資質・能力である「生きる力」を育む重要性が指摘されてきている。「生きる力」の育成には、直接体験活動による学びを基盤とするべきであると言われており、野外教育に求められる内容が、幅広く深いものになってきている。研究成果が、少しでも現場に活用されればと願っている。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(42 results)