2010 Fiscal Year Annual Research Report
eラーニング品質工学としての学習要求のモデル化と学習コンテンツとのマッチング
Project/Area Number |
22300293
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Research Institution | Toyo University |
Principal Investigator |
平田 謙次 東洋大学, 社会学部, 准教授 (80387084)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
仲林 清 千葉工業大学, 情報科学部, 教授 (20462765)
瀬田 和久 大阪府立大学, 理学系研究科, 准教授 (50304051)
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Keywords | コンピテンシー / セマンティック情報モデル / 学習活動ログ / 学習者要求 / 国際標準化 / 学習品質 / eポートフォリオ / 習熟レベル |
Research Abstract |
本研究の平成22年度目的の1つである(1)e-Learningにおけるeポートフォリオのデータ要素と共通となるインターフェイス設計については、3つの論文を執筆した。個人に登録されるスキルデータを学習経験や評価結果に基づいて、その履歴データを保持しつつプロファイルデータを変更するインターフェイスを作成し、一部実装し検証をおこなうことができた。また、4月より3カ月に渡りISOのe-Protfolio標準規格開発の主査であるKim教授が、平田研究室に客員研究員として在籍し、共同研究によって共通データ要素を定め、ISOへ第一次原案として提案するにいたった。 2つ目の目的である(2)コンピテンシーのセマンティックス情報モデルについては、2つの論文を執筆した。また、国内業界との連携によって具体的なスキル標準の策定を通して、当該モデルの検証をおこなってきた。さらに、代表者はISOのコンピテンシーのセマンティックス情報モデルの国際標準規格開発の主査であり、ドイツ、カナダ、韓国の各代表との共同作業を基に、第一次原案としてCompetency Semantic(能力の意味情報)とCompetency Proficiency(能力の習熟度情報)を3月のフランス会議に提出し、ISO会議において各国代表と標準化に向けた深い議論をおこなった。3つ目の目的である、(3)学習要求と学習活動ログ情報のマッチングについては、3つの論文を執筆した。学習者要求に関する調査をおこない、社会人の学習ニーズの基本となる要素を明らかにした。学習ログについてはまだ成果が上がっていないが、現在、学習ログの設計に必要となる要素分析をおこない、国際学会発表論文の執筆中である。
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Research Products
(2 results)