2012 Fiscal Year Annual Research Report
ヒューマン・プロジェクト:人間学の文化史的視点からの再構築
Project/Area Number |
22320065
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
大宮 勘一郎 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (40233267)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平田 栄一朗 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (00286600)
桑原 聡 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (10168346)
縄田 雄二 中央大学, 文学部, 教授 (20251382)
香田 芳樹 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (20286917)
FUERNKAES Josef 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (40306858)
安川 晴基 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (60581139)
大塚 直 愛知県立芸術大学, 音楽学部, 准教授 (70572139)
臼井 隆一郎 帝京大学, 外国語学部, 教授 (90092668)
川島 建太郎 慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (90549164)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | ドイツ文学 / 思想史 / 人間学 |
Research Abstract |
本研究プロジェクトの最終年度として、平成24年度には、19世紀後半以降の人間学の展開を研究主題とした。このテーマに沿い、11月にシンポジウム「ポスト・ダーウィニズム ― 人間ハドコヘ行クノカ(Postdarwinismus - Quo vadis humanitas?)」を開催した。本シンポジウムは、慶應義塾大学三田キャンパスを会場とし、全てドイツ語によって発表・議論を行った。招待講師として、ドイツ、ヴァイマル大学のベルンハルト・ジーゲルト教授(ドイツ文学・メディア哲学・メディア史)とオーストリア、ヴィーン大学のヴォルフガング・ミュラー=フンク教授(ドイツ文学・文化史)の参加・講演を得た。共同研究者ヨーゼフ・フュルンケース(慶應義塾大学)が基調講演を行い、代表者大宮(東京大学)のほか、共同研究者から川島建太郎(慶應義塾大学)、平田栄一朗(同)、縄田雄二(中央大学)が講演を行い、極めて活発な議論が展開された。これを受けて、繰越年度平成25年には、欧文(ドイツ語)による報告論文集の刊行準備打ち合わせや資料収集のために、代表者大宮は8月に2週間ドイツに渡航し、論文執筆予定者と、論文集全体の趣旨やスケジュールなどについて話し合った。ジーゲルト教授からは寄稿快諾を頂戴し、ミュラー=フンク氏からはすでに初稿をいただいている。なお、先のシンポジウムには急きょ参加できなくなったボーフム大学のマンフレート・シュナイダー教授からも寄稿の承諾を得ることができた。また、本研究の成果は日本語論文集としても計画を進めており、共同研究者に加え、他の寄稿予定者と数回の打ち合わせを行った。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(16 results)