2012 Fiscal Year Annual Research Report
エスニック・メディアにおける太平洋戦争と戦後の記憶と記録-東アジアと東南アジア
Project/Area Number |
22320124
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
貴志 俊彦 京都大学, 地域研究統合情報センター, 教授 (10259567)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
陳 來幸 兵庫県立大学, 経済学部, 教授 (00227357)
川島 真 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (90301861)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | エスニック・メディア / 華僑 / 在外日本人 / 移民 / アイデンティティ / 言語 / 図画像メディア / 国際情報交換(米国、台湾、韓国、香港) |
Research Abstract |
最終年度につき、これまでの研究成果を踏まえて、研究発表だけでなく、中国、台湾での講演会を開催した。また、資料調査の成果および共同研究の成果などの発表、刊行に努めた。特筆すべき成果としては、以下の事項のとおりである。 1.海外での成果報告を兼ねた講演会を実施:①北京:中国社会科学院(川島真、2012年8月);②国立台湾大学日本文学系(貴志俊彦、2013年3月);国立東華大学歴史系(貴志俊彦、2013年3月) 2.国内外での資料調査を実施し、一部目録等を刊行:①神戸華僑歴史博物館で「蔡宗傑コレクション」を整理、目録化→陳來幸編『蔡宗傑コレクション(図書・文書)』(神戸華僑歴史博物館、2013年3月);②貴志俊彦編『亀田治メモランダム(旧KDD同軸海底ケーブル建設事業覚書)』(京都大学地域研究統合情報センター、2013年3月)→ウェブ上でも公開(http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/publish/files/2013/03/ciasdp29.pdf) 3.共同研究の成果を刊行:①貴志俊彦・土屋由香編、金麗實訳『文化冷戦とアジア--脱中心化する冷戦研究』(ソウル:ソミョン出版、2012年6月);②貴志俊彦・土屋由香・林鴻亦編『美国在亜洲的文化冷戦』(台北:稲郷出版社、2012年6月);③貴志俊彦・松重充浩・松村史紀編『20世紀満洲歴史事典』(吉川弘文館、2012年11月) 4.個別研究成果による論文発表(下記、【雑誌論文】等を参照)
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(11 results)