2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22320162
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Research Institution | Tohoku University of Art and Design |
Principal Investigator |
安齋 正人 (安斎 正人) 東北芸術工科大学, 付置研究所, 教授 (60114360)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
國木田 大 東京大学, 人文社会系研究科, 助教 (00549561)
福田 正宏 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (20431877)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 縄紋文化 / 気候変動 / 生態系史 / 東北地方 / 東北アジア / 日本列島 |
Research Abstract |
テーマ①(グローバルな気候変動と縄紋時代の変化、および地域的な生態系と縄紋文化の地域性との関連)、テーマ②(東北アジアの新石器文化と日本列島の縄紋文化との比較)において、応用(個別)研究を、これまで行ってきた。研究最終年度となる今年度は、個別研究の推進、補足調査の実施、個別研究成果の統合、研究全体の総括を行った。具体的な活動内容と研究成果は、以下の通りである。 ① 国内発掘調査成果の分析・研究:平成23・24年度に実施した山形県大江町長畑遺跡発掘調査で得られたデータ・遺物の整理・分析を行い、その結果に関する考察を行った。一連の研究成果を、発掘調査報告としてまとめ、3月に刊行した本研究の研究成果報告書に掲載した。 ② 研究集会の開催:4月27・28日に早稲田大学で、シンポジウム「関東甲信越地方における中期/後期変動期」を開催し、4.3ka寒冷化イベントに関連して関東甲信越地方で起こった考古学的現象、資源利用の変化に関して議論するシンポジウムを開催し、最新情報の共有と問題点の整理を行った。また12月7・8日に東北芸術工科大学で、シンポジウム「縄紋/弥生の画期」を開催し、2.8ka寒冷化イベントに関連して起こった考古学的現象、資源利用の変化に関して議論し、最新情報の共有と問題点の整理を行った。本シンポジウムを本研究の最終総括研究会として位置づけ、本研究の展望と課題についても協議した。 ③ 国内資料・補足調査:上記①に関連して、山形県内遺跡出土の縄紋時代晩期中葉遺物の資料調査を行った。 ④ 研究の総括:本研究の全体総括を行い、3月に研究成果報告書を刊行した。また本研究で得られた新見解にもとづき、複数の研究発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)