2011 Fiscal Year Annual Research Report
家系図をキーインデックスとしたデータベースの手法の開発と検証
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22320176
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Research Institution | Sugiyama Jogakuen University |
Principal Investigator |
杉藤 重信 椙山女学園大学, 人間関係学部, 教授 (70206415)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
窪田 幸子 神戸大学, 国際文化研究科, 教授 (80268507)
川口 洋 帝塚山大学, 経営情報学部, 教授 (80224749)
遠藤 守 中京大学, 情報理工学部, 准教授 (90367657)
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Keywords | 親族データベース / 家系図 / オントロジー |
Research Abstract |
平成23年度は、開発業者(本研究が開発を行っている親族データベース「アライアンス」のソフトウェア開発を依頼)、および、分担者の遠藤とともに、合計12回の会合を持ち、本年度の開発の主たる目的として掲げた親族データベースのためのグラフィカルなインプットメソッド開発にあたった。この開発は、今期において最終的な到達目標として掲げるWebサービスとしての「アライアンス」の開発の基礎要件となる部分である。 また、遠藤とは、「kinship ontology」(家系図のグラフィカルな表示のための基礎要件)に関する議論をかさね、その一部については、今回のインプットメソッドに実装することができた。新たなインプットメソッドの公開には至ってはいないが、平成24年度前半期において、バグフィックス等をおこなって、公開の予定である(専用サイトからの無償ダウンロード)。 また、3月28日には、オーストラリア国立大学における国際デジタル人文学会(オーストラリア・デジタル人文学会をホストとするDigital Humanities Australasia 2012: Building, Mapping, Connecting, http://aa-dh.org/conference-2/)において、"Sharing Genealogical Spaces with the Alliance, kinship database and genealogy management system"と題してポスター発表を行い、現地研究者らと情報交換を行うことができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定していたグラフィカルなインプットメソッドのプロトタイプを作成し、また、「kinship ontology」の開発についても、順調に推移している。また、国際学会で発表を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
平成24年度においては、「アライアンス」ソストウェアの公開版の開発を目標とすると同時に、「kinship ontology」の公開を通じて、人類学における親族研究および人類学教育に資することを目指す。なお、9月に京都で行われる研究成果の国際学会において、アライアンスプロジェクトの成果を発表するとともに、公開版リリースのアナウンスを予定している。
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Research Products
(2 results)