2012 Fiscal Year Annual Research Report
日本における多文化教育の構築に関する研究-外国人児童生徒と共に学ぶ学校教育の創造
Project/Area Number |
22330224
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Research Institution | National Institute for Educational Policy Research |
Principal Investigator |
松尾 知明 国立教育政策研究所, 初等中等教育研究部, 研究員 (80320993)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
澤田 稔 上智大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (00367690)
馬渕 仁 大阪女学院大学, 教養学部, 教授 (20249402)
津村 公博 浜松学院大学, 現代コミュニケーション学部, 教授 (30310551)
徳井 厚子 信州大学, 教育学部, 准教授 (40225751)
柴山 真琴 大妻女子大学, 家政学部, 教授 (40350566)
見世 千賀子 東京学芸大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (80282309)
野崎 志帆 甲南女子大学, 文学部, 准教授 (90351759)
森茂 岳雄 中央大学, 文学部, 教授 (30201817)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 多文化教育 / 外国人児童生徒教育 / 多文化共生 |
Research Abstract |
外国人労働者の本格的な受け入れが現実的になるとともに、外国人の在住期間の長期化や定住化の課題が大きくなるなかで、外国人児童生徒教育はきわめて重大な政策課題の一つとなった。一方で、その現状は、不就学、学力困難、進路保障など深刻な問題を抱えており、外国人の子どもたちの教育ニーズに応えられていない。 そこで、本研究では、外国人児童生徒教育の現状及び最善の実践(best practices)を把握するとともに、これらの取り組みを諸外国の多文化教育の視点から批判的に比較検討することを通して、日本版の多文化教育モデルの構築をめざすことを目的とする。 最終年度である本年度は、研究の役割分担に従い、1.国内(長野、東京、静岡、愛知、大阪、兵庫)、2.海外(北米、ヨーロッパ、オセアニア、アジア)について文献研究や調査研究を引き続き進めるとともに、研究成果を原稿にまとめた。また、8月、2月、3月に、研究会を開催した。8月の第1回研究会では、研究のまとめに向けて、多文化教育の基本的な考え方を確認し合うとともに、各研究分担者が研究成果の発表を行った。また、長野市における「外国人児童生徒を対象とした進学ガイダンス・サンタプロジェクトほか」の取り組みについて講師を招聘し、研究協議を行った。1月、3月の研究会では、本研究の成果をまとめた原稿を批評し合い、研究のまとめとした。なお、研究成果物は、『多文化教育のデザイン-移民時代のモデル構築』(勁草書房)より出版予定である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)