2012 Fiscal Year Annual Research Report
線状地下構造物に対する縦断方向の耐震性能評価手法の開発とその設計への適用
Project/Area Number |
22360178
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
清野 純史 京都大学, 地球環境学堂, 教授 (00161597)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小野 祐輔 鳥取大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00346082)
酒井 久和 広島工業大学, 工学部, 教授 (00360371)
古川 愛子 京都大学, 地球環境学堂, 准教授 (00380585)
鈴木 崇伸 東洋大学, 理工学部, 教授 (50256773)
鍬田 泰子 神戸大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50379335)
野津 厚 独立行政法人港湾空港技術研究所, その他部局等, その他 (60371770)
宮島 昌克 金沢大学, 環境デザイン学系, 教授 (70143881)
五十嵐 晃 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80263101)
DURAN C Freddy R 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90576232)
奥村 与志弘 京都大学, 地球環境学堂, 助教 (80514124)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 線状地下構造物 / 入力地震動 / 地盤震動 / 地震応答解析 / 縦断方向 / ライフライン / 耐震設計 / 性能評価 |
Research Abstract |
本研究の目的は、横断面に比して整備が遅れていた地下構造物の縦断方向の耐震性能評価法を確立し、物理的根拠を明確にした縦断方向設計について検討することである。空間的な拡がりを無視し得ない線状地下構造物は、縦断方向への入力地震動の設定やそれに基づく地震時挙動の解明、その耐震設計法や地震対策など多くの課題を抱えている。そのため本研究では、(1)入力地震動の空間分布特性の解明、(2)地下構造物の縦断方向地震時挙動・耐震性能の把握、(3)耐震性能を考慮した設計法の開発、そして(4)縦断方向の地震対策の提示、を4つの大きな柱とし、地下トンネルや各種ライフライン管渠等の線状地下構造物長手方向の耐震設計法と地震対策について検討した。 当該年度においては、耐震設計のための海溝型巨大地震の新しい震源モデルとしてのSPGA(Strong-motion Pulse Generation Area)モデルの構築、水平成層地盤に斜め入射される平面波の特性を応用した地中構造物の応答計算法の開発、広域な道路ネットワークの地震による途絶確率を把握するための斜面の崩壊確率の簡易的な算定手法の提示、土構造物の大変形問題の取り扱いが容易なSPH法の開発、地盤-地中構造物断層系の詳細な3次元有限要素解析に基づく断層変位の地中構造物への影響評価と対策、地中埋設管長手方向の地震被害要因の検討、耐震性能の評価のための時刻歴応答解析に使用する2方向同時入力用地震動に関する検討、種々の外的影響と管路の管体破損や継手離脱などの被害との関係の解明、地中構造物の安全性確保のための津波による地盤の液状化に関する検討を行った。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(45 results)