2012 Fiscal Year Annual Research Report
自転車の視点特性を考慮した情報提示技術の開発に関する研究
Project/Area Number |
22360209
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
山中 英生 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 教授 (20166755)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
奥嶋 政嗣 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 准教授 (20345797)
金 利昭 茨城大学, 工学部, 教授 (40205050)
吉田 長裕 大阪市立大学, 工学(系)研究科(研究院), 講師 (20326250)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 自転車 / 路面表示 / 注視特性 / サインサイズ / アイマークレコーダー / 自転車シミュレータ / 社会実験 |
Research Abstract |
本年度は以下の内容について研究を実施した。 1)路面表示サインの視認特性分析 2カ年の分析を継続して,アイマーク・レコーダーを用いて若年者・高齢者の自転車走行時の視線特性を分析するとともに、路面標示について,見えの形状変化,見込み角変化,形状や色彩と視認特性の関係について分析した。さらに,初年度開発した自転車シミュレータを用いて,走行方向・走行速度・走行位置を指示する走行指示路面標示、停止・注意・非優先を示す警告路面表示について、路面標示の形状,間隔等、情報提示物視認に必要な見込み角,注視時間を分析し,自動車走行速度に応じて必要となる路面標示のマークサイズ,設置間隔に関する基準あきらかにした。 2)案内サインの掲出方法による視認性分析 さらに、自転車観光、リクレーション促進の動きに対応するため、自転車ルート案内サインの掲出形状、掲出高さ、サインサイズについて、シミュレータをもちいて判読実験を実施し、掲出形状ごとの必要サイズを明らかにした。その結果、設置の容易さ、コストを考慮すると柱タイプの案内サインが最適であることを提案している。 3)サインセットの提示効果分析 カラー連続型路面表示サインシステムを基本として,自転車の通行位置,方向,適正速度の意味をもつサインデザインを提案した.この自転車のマークセットを用いてシミュレータによる自由走行実験を行ってその効果を実証する実験系を開発した。 4)サインセットの整備促進 代表者が委員として参画している国土交通省,警察庁による,自転車走行空間整備のガイドラインへにあわせて,上記で提案した路面標示マークセットの採用・整備について岡山市、福山市などの自治体と協議した.岡山市では平成24年度に策定した自転車利用促進計画に上記案を取り入れており、実地整備の検討に入っている。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(37 results)
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[Presentation] 自転車交通とまちづくり2012
Author(s)
山中 英生
Organizer
全国市町村国際文化研修所政策実務系研修
Place of Presentation
全国市町村国際文化研修所 (滋賀県)
Year and Date
20120920-20120920
Invited
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