2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22370089
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
原田 哲夫 高知大学, 教育研究部人文社会科学系, 教授 (60260692)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
樋口 重和 九州大学, 芸術工学研究科(研究院), 教授 (00292376)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 朝型化介入 / リーフレットシリーズ / 睡眠健康 / 生活リズム / 精神衛生 |
Research Abstract |
1.[「早寝、早起き、朝ごはんで3つのお得!」基礎リーフレット]を用いた、中学生対象授業実践介入フィールド実験 基礎リーフレットを教材に授業実践の効果を授業前と授業後1ヶ月経過後の質問紙による比較により検証した。生徒の睡眠習慣を見直す姿勢は「方法論群」で大きく改善され、睡眠時間の延長は「バランス群」で改善された。 睡眠健康のメカニズムと改善方法をバランスよく授業に取りいれれば、生徒の健康が改善される。 2.[「女性が得する! 早寝、早起き、朝ごはんで3つのお得!」女性用リーフレット]を用いた、中学生対象授業実践介入フィールド実験 女性用リーフレットを教材に1.と同様の介入研究が行われた。リーフレット内容の取り組み度が高かった生徒は、低い生徒より、“怒り”や“気分の落ち込み”の頻度が低く、授業以後の取組効果があった。介入授業後には、月経周期の内容などの授業内容を、女子はうまく事後に説明できるように変化し、授業介入の女子への有効性が見られた。 しかし、男子の態度は大きく普通の状態を逸脱し、授業妨害としての反抗をみせ、介入効果は上がらず、本介入研究は、思春期特有の問題点を浮き彫りにした。 3.震災被災者用生活改善リーフレット”「早ね、早起き、朝ごはん」3つのお得!被災者の皆さんへのメッセージ” を用いた、21日間の介入研究 未成年期被災者のうち、PTSD症状が残っていたのはわずか1名であった。残っていない他の研究協力者は取組によって朝型化し、良好な睡眠健康が得られたので、今尚PTSD症状が残る未成年期被災者に対し、リーフレットを用いた介入がPTSD症状を緩和する可能性がある。 4.朝型化リーフレットシリーズ(基礎、アスリート用、女子用、被災者用)の改訂 これまで3年間行ってきた、乳幼児対象、大学運動部対象、中学生対象介入研究結果をリーフレット改訂にむけてフィードバックさせた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(23 results)
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[Book] Tryptophan and sleep: breakfast tryptophan content and sleep. pp. 473-487: Chapter 33 (Handbook of Nutrition, Diet and Sleep)2012
Author(s)
Tetsuo Harada, Miyo Nakade, Kai Wada, Osami Akimitsu, Teruki Noji, Milada Krejci, Hitomi Takeuchi
Total Pages
500
Publisher
Wageningen Academic Publishers, Wageningen, The Netherlands (eds. Victor R. Preedy, Vinood B. Patel, Lan-Ahn Le)