2011 Fiscal Year Annual Research Report
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22401018
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Research Institution | Rikkyo University |
Principal Investigator |
実松 克義 立教大学, 異文化コミュニケーション学部, 教授 (40226030)
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Keywords | マヤ・カレンダー / マヤ神聖暦 / アハキッヒ / マヤの宇宙観 / カバウィル / 調和 / 『ポップ・ヴフ』 / 時間思想 |
Research Abstract |
1.海外における調査研究(2011年8月11日~9月15日) 海外出張し、グアテマラ共和国、メキシコ共和国、及びアメリカ合衆国において調査研究を行った。 (1)8月12日~18日、8月24日~9月8日グアテマラ共和国における調査研究 グアテマラ・マヤ文化の中心であるキチェー地方、ケツァルテナンゴ、モモステナンゴ、サンティアゴ・アティトランを中心に、マヤ・キチェー族、ツトゥヒル族文化のフィールドワーク、資料収集を行った。またグアテマラ東部のホコタンにおいてチョルティ族文化のフィールドワークを行った。今年度の重点調査項目はマヤのカレンダー(神聖暦)、時間思想、マヤの宇宙観、マシモン信仰、及び夢文化である。さらにはキリグア、コパン等の遺跡を訪れ、古代マヤ文化の調査を行った。 (2)8月19日~23日メキシコ共和国における調査硬究 メキシコ共和国チアパス地域のサンクリストバル・デ・ラスカサス周辺で、マヤ・ツォツィル族文化のフィールドワークと資料収集、またパレンケ遺跡において古代マヤ文化の調査を行った。 (3)9月10日~13日アメリカ合衆国における調査研究 アメリカ合衆国カンサス州ローレンス市カンサス大学ワトソン図書館において本年度重点調査項目に関する文献調査を行った。 2.日本における調査研二究(2011年4月~2012年3月) 国内において、マヤのカレンダー、時間思想、マヤの宇宙観、夢文化等に関する文献を収集し、広範な文献調査を行った。また2011年夏の海外における調査結果を分析し考察した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
マヤ地域におけるフィールドワーク及び資料収集、日本・アメリカにおける文献調査は、計画通り、順調に進行している。本研究プロジェクトの実施に際して、大学の教育・行政等の校務のため、時間的制約が存在するが、全体の達成度としては満足すべきものと考える。
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Strategy for Future Research Activity |
2011年度(平成23年度)は本研究プロジェクトの2年目である。研究テーマに関して、すでにかなりの資料、データ、情報が蓄積され、またその部分的分析、考察が行われた。2012年度(平成24年度)は最:後の研究年度であるが、テーマに関する知識をさらに完全なものにするため、最後のフィールドワーク、資料収集、文献調査を実施する予定である。その結果に基づいて、総合的な分析と考察を行い、プロジェクトの成果を最終報告書にまとめたいと考える。
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Research Products
(1 results)