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2011 Fiscal Year Annual Research Report

システム性能向上を目的とした超高速ネットワークの自律制御手法の研究

Research Project

Project/Area Number 22500054
Research InstitutionTokyo Institute of Technology

Principal Investigator

友石 正彦  東京工業大学, 大学マネジメントセンター, 教授 (60262284)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 益井 賢次  東京工業大学, 学術国際情報センター, 特任助教 (60531340)
Keywordsネットワーク運用技術
Research Abstract

昨年度作成したテスト用システムにおいて、まず、これまでシステム運用の現場で問題視されてきていた超高速ネットワークでの通信環境の再現を行った。
具合的には、まず、サーバを担当する機械に、OSとして ubuntu、 Webサーバとして nginx を用いたサーバ環境を用意し、クライアントとしては、ベンチマークソフトである Apache HTTP server benchmarking tool を用いて、徐々にリクエスト/セッション数を増加させ、性能劣化がどの段階でかかるかについて実験を行なった。
これについては、回線帯域が飽和する前にあるほぼセッション数で一定の性能低下が起ることが確認できた。
次に、この性能低下現象について、その条件、アプリケーションとハードウェアの組合せ特有の問題であることを確認するため、同一条件下、他の通信を実施しているなどの状況下で繰り返し、実験を行い、この性能低下が、ある条件下でかならず起ることを確認した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

計画では、さらに運用ネットワーク利用スイッチ配下への繋ぎ込みを行い、同一の性能実験を行う予定であったがそこまでにはいたっていない。年度計画の65%程度の達成度である。
主な原因は、研究分担者の退職、および、その準備期間があったため、実験ができなかったことである。

Strategy for Future Research Activity

研究分担者が退職したため、達成目標の縮小も含めた検討を行っている。それにともなう実験の縮小も行う。
実験により確認を行う、最初の事象の確認まではできているので、大規模システムへの適用はあきらめて、少なくとも、運用導入スイッチでの事象再現と、その性能低下事象の一定の回避方法の提案ができれば、と考えている。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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