2010 Fiscal Year Annual Research Report
メンタルトレーニングとスポーツカウンセリングーその適用範囲の検討ー
Project/Area Number |
22500571
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
鈴木 壮 岐阜大学, 教育学部, 教授 (00115411)
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Keywords | スポーツカウンセリング / メンタルクレーニング / 心理的問題 / 見立て |
Research Abstract |
スポーツ選手の抱える心理的問題について調査し、彼らが「身体」や「人間関係」についての問題を抱えることが多く、それが女性に多いことが見出された。今後、スポーツカウンセリングやメンタルトレーニングにどのようにつなげるかについて考察した。そのつなぎ方をどのように行うのかについては次年度精査する予定であり、これまで明らかにされて来たようにスポーツ選手が身体や人間関係で悩みを抱えていることの一端を検討できたという意義があった。 また、これまで関わって来た心理サポート事例について、面接での傾聴の仕方、長期的にサポートする意義についてまとめ、考察した。事例の中で、スポーツカウンセリングとして対応するときと、メンタルトレーニングとして指導するときがあり、それを事例に中で示した。本研究課題であるスポーツカウンセリングとメンタルトレーニングの適用範囲の検討につながるものである。 スポーツ選手に適用したバウムテスト結果については次年度のデータと合わせてまとめる予定である。
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