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2010 Fiscal Year Annual Research Report

画像解析を用いた遠隔講義学習状況提示システムの開発

Research Project

Project/Area Number 22500913
Research InstitutionUniversity of Toyama

Principal Investigator

黒田 卓  国立大学法人富山大学, 人間発達科学部, 教授 (80262468)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山西 潤一  富山大学, 人間発達科学部, 教授 (20158249)
沖野 浩二  富山大学, 総合情報基盤センター, 助教 (20372477)
Keywords遠隔教育 / システム開発 / 画像解析 / 学習状況 / センサー
Research Abstract

本研究では、3カ年で、実用的な遠隔教育学習状況把握、提示システムの開発を行うことを目的としている。
初年度は、サーモグラファを用いた基礎的なデータの収集を行い、HD画像データとの比較分析を行うことにより、相関関係の検証を行った。また、酸素センサー、二酸化炭素センサーを併用し、授業進行において教室内の酸素濃度、二酸化炭素濃度の変化に関するデータ収集を行った。
これらのデータと、授業進行状況の相関について、検証を行った。
サーモグラファ画像の分析に関しては、オープンソースの画像解析ライブラリOpenCVを用いることを検討し、これを用い、サーモカメラから得られる画像情報の色分布の定量的解析を行うことのできるプログラムの開発に取り組んだ。
現時点では、動画データをリアルタイムで分析を行うことは難しく、20秒毎に撮影した静止画情報を分析することに取り組んでいる。これにより、特徴的な情報の抽出が可能であれば、そこに着目したリアルタイム分析にとりかかることを予定している。
また、国外高等教育でのこのような取り組みの調査のため、米国EDUCAUSEに参加し、高等教育におけるICT活用とその評価についての資料収集を行った。
今後、今年度の成果をまとめ、発表を行う予定にしている。

URL: 

Published: 2012-07-19  

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