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2010 Fiscal Year Annual Research Report

第二言語を使用した協働オンライン学習環境におけるストレスの研究と教授方略の提案

Research Project

Project/Area Number 22500935
Research InstitutionInternational Christian University

Principal Investigator

鄭 仁星  国際基督教大学, 教養学部, 教授 (90372929)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 工藤 雅之  北海道工業大学, 未来デザイン学部, 准教授 (10321374)
Keywordsストレス / 協働e-ラーニング / 第2言語教育 / インストラクショナルデザイン
Research Abstract

平成22年度の研究計画は、オンライン学習におけるストレス要因に関する調査を行い、因子分析の結果を用いて協働オンライン学習環境用ストレス要因評価ツールを作成することであった。オンライン協働学習環境下でのストレス要因を査定するための質問紙は、本年度の重要な研究成果となった。
年度当初の計画通り、ストレスを引き起こすと考えられる要因やオンライン学習環境に特有なストレスに関する先行研究などの精査を行い、ストレス要因評価ツールの開発に進んだ。
先行研究からオンライン協働学習環境下でストレスを引き起こす思われる要因を列挙し、それぞれの場面でどのようなストレスが発生するか想定し、テクノロジ、コラボレーション、トピック、時間、英語使用の5つの次元でストレスが発生すると仮定し、56項目にわたるストレス要因表をまとめた。このストレス要因表を元に質問紙を構成し、この質問紙に対して4人の研究者に質問の内容や意図について意見を伺った後、7人の大学生に試行をしてもらい、質問紙の妥当性を評価した。結果として4項目は不適当とされ、52項目の質問紙が作成された。
作成された質問紙を使用し、英語を使ったオンライン学習を行っている日本の6大学の協力を得て、調査を行った。当初この調査結果分析は、3月末にまとめられる予定であったが、東日本大震災の発災により延期を余儀なくされた。その後、新年度に入ってからも研究者間の相互努力を重ね、調査内容を要因分析した結果、オンライン協働学習にはストレスの4つの要因(自己効力・インストラクショナルデザイン・テクノロジ・協働プロセス)があることが示され、4つの要因群をもとにストレス軽減型オンライン協働学習方略を考案した。現在は、その効力を実験する準備が整いつつあり、次年度の計画であるストレス軽減型学習方略の設定、実験に向けて、具体的な準備をしている。

  • Research Products

    (1 results)

All 2010

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] Toward a model of stress in second language-based online collaborative learning2010

    • Author(s)
      Kudo, M., Choi, S.K., Jung, I.S.
    • Organizer
      The 26^<th> Annual Conference of Japan Society for Educational Technology
    • Place of Presentation
      Kinjo Gakuin University
    • Year and Date
      2010-09-20

URL: 

Published: 2013-06-26  

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