2012 Fiscal Year Annual Research Report
インストラクショナルデザインに基づいた教材開発のための授業・教材設計ツールの開発
Project/Area Number |
22500938
|
Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
佐々木 茂 帝京大学, 理工学部, 准教授 (70328087)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 博芳 帝京大学, 理工学部, 准教授 (40240519)
|
Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
|
Keywords | 教育工学 / インストラクショナルデザイン / 教材開発 / eラーニング / 授業・教材設計ツール / 授業アウトライン / コンテンツアウトライン |
Research Abstract |
質の高いWeb教材開発には,インストラクショナルデザイン(ID)のモデルに沿って授業全体の構成や流れを設計すると同時に,教材そのもののページ構成や詳細な内容などの設計も必要となる.申請者らは授業の設計を「授業アウトライン」として,教材の設計を「コンテンツアウトライン」として作成する手法を提案し,その手法に沿ってeラーニング授業の設計および教材の開発を行っている.教材の評価・改訂に際し,IDモデルに沿って授業や教材の設計作業を行うことや,2つのアウトラインの編集作業などが煩雑であり,これらの作業をもっと効率的に行えることが求められる.本研究では,申請者らの提案する授業および教材の設計手法に沿った授業および教材設計を支援するツールを開発することを目的としている.平成22年度は,提案する手法をシステマティックな手順として構成し直し,授業・教材設計支援ツール(COEdit)のプロトタイプを作成した.平成23年度は,インターフェースの改良と,プログラムの安定性を向上させた.平成24年度は,本ツールを用いて,2つの授業「プログラミング4」および「プログラミング4」の提出課題の教材の見直しを行った.この見直し作業には学生アシスタントにも参加してもらい,申請者らの開発したツールを学生と教員が使用しながら用いて授業・教材の評価・改善プロセスを実施した. データベースを用いたWebアプリケーションとしての実装については,MS-Wordのファイルによるデータ共有が有効であり,かつプログラム開発の手間が大きいため,効果があまり期待できないことを指摘され,計画を変更した. これらの成果については,「The 20th International Conference on Computers in Education(ICCE2012)」および「教育システム情報学会第37回全国大会」にて報告した.
|
Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(2 results)