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2012 Fiscal Year Annual Research Report

成人教育学の視点に基づいた生涯学習のためのeラーニングの構築と実践

Research Project

Project/Area Number 22500942
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

向後 千春  早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00186610)

Project Period (FY) 2010-04-01 – 2015-03-31
Keywords生涯学習 / 通信教育 / eラーニング / 教材開発 / メンタリング / 生涯発達 / ライフストーリー / 人生の意味
Research Abstract

2012(平成24)年度の研究実績は、次の3点であった。
(1) 社会人の通信教育課程の卒業生を対象としたインタビュー調査  社会人を中心としたeラーニングによる大学教育を行っている早稲田大学人間科学部通信教育課程の在学生および卒業生を対象としたインタビュー調査を実施した。eラーニングによる社会人向け大学教育の特徴的でユニークなニーズはどこにあるのかということを探るために、実際にeラーニングによる大学教育を受けている社会人に詳しいインタビューを実施したデータを修正グラウンデッドセオリーアプローチの手法を用いて分析した。
(2) eラーニング課程における導入教育(スタディスキル)の実践と評価  社会人通信教育課程学生の新入生に対して、大学での学習に必要な基礎スキル(スタディスキル)のeラーニングコースを提供し、それがどれくらい有効であるかについての評価を調査した。また、社会人学生が特にeラーニングによって学習を始めるにあたって、何が不安であり、またどのようなサポートが必要なのかについての調査を実施している。これらのデータを分析することによって、社会人がeラーニングで高等教育を受けるときに、どのような配慮やサポートが必要なのかについて明らかにした。
(3) タブレット端末上に提示されたeラーニングコンテンツによる学習の実験的検討  近い将来のeラーニングはパソコンからタブレット端末の利用に移っていくことが確実視されている。そこで、タブレット端末において、eラーニングコンテンツをどのように表示し、学習を促進していくかが重要なテーマになる。このテーマについて、実際にコンテンツを開発しながら、実験的手法を用いて、コンテンツの提示方法について検討した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

当初予定した研究目標のそれぞれについて着実な実績が上がっており、その途中の成果としての研究会発表および論文投稿もされているため。

Strategy for Future Research Activity

今後については当初予定した研究目標のそれぞれについて研究を進めていくとともに、その過程で必要性が明らかになった研究トピック(たとえばeラーニングにおけるメンターの育成コースの開発など)を加えて、進めていく予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2013

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] タブレット端末における教材の提示方法が学習に及ぼす影響2013

    • Author(s)
      渡邉文枝・向後千春
    • Journal Title

      日本教育工学会論文誌

      Volume: 36 Pages: 109-112

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2014-07-24  

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