Research Abstract |
ブレンド型授業にeラーニングを利用する場合に,講義に授業外でeラーニングを利用させる場合と,概要を説明するミニ講義と授業内でeラーニングを利用させる場合について効果を比較した論文が,Journal of US-China Education Reviewに掲載されることになった.また,高等学校外国語(英語)科において,教師によって一斉指導をする時間,eラーニングを活用した個別学習,ペアやグループでの協同学習を行う時間を効果的に組み合わせ,一単位時間内での「ブレンド型授業」を設計し,英語発話力の向上と性格因子との関係性について,明らかにした論文が,Knowledge Management & E-Learning : An International Journal (KM&EL)に掲載された. 日中テレビ会議交流にプレゼンテーションを取り入れた効果について明らかにして,教育システム情報学会で発表し,国際会議Global learn 2011で発表した.グループ学習で,構想する学習支援システムについて調査し,話し合いの結果を模造紙に整理し,それを使ってクラス内で説明する.それを相互評価して,自己評価と他者評価を見て,構想した学習支援システムを修正して,スライドを作成し,プレゼンテーションをする.最後に,報告書を作成して提出するという活動をして,これらによる効果を測定して,国際会議ITHET2010とHICE2011で発表した. 課題と評価活動による「情報科教育法」の授業を開発し,その際に課題を相互評価する調査用紙を作成した.「コンピュータの歴史」において,歴史の流れを書かせて評価する方法を開発し,歴史上の人物を紹介する課題をさせ,相互評価による評価の高い者にプレゼンテーションをさせ,質問させ,自分の作品を修正させる活動をさせた.これらについて,国内の学会で発表した. これらを合わせて,査読付き論文3編,査読付き国際会議論文8編,専門研究会8件,学会発表13件,特別講演1件という研究業績を上げることができた.
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