2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22520136
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
河西 栄二 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (60302402)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 日本のかたち / 木彫 / 彫刻 / 橋本平八 / 内藤堯雄 / 桜井祐一 / 新海竹蔵 / 円空・木喰 |
Outline of Annual Research Achievements |
①作家・表現研究では4月29日愛知県津島観音堂にて円空千体仏の実見調査実施。2014年12月6日山形県米沢市上杉博物館「生誕100年彫刻家櫻井祐一木彫・ブロンズの世界」展実見、作品調査。また同日ギャラリートーク「桜井祐一のしごと」参加、桜井直樹氏、峯田敏郎氏、佐藤繁氏の話を伺う。翌12月7日山形美術館、新海竹太郎、新海竹蔵彫刻室(第7展示室別館2階)の実見調査、資料収集。10月15日から28日岐阜県大垣市の岐阜大学旧早野邸セミナーハウスにて「彫刻家内藤尭雄・河西栄二作品展」、及び2015年3月12日から15日に福井県立美術館において「新彫会彫刻展」にて、昨年高宮画廊から寄贈いただいた内藤堯雄の作品と筆者の作品を展示し、内藤作品の研究成果公開を行った。さらに福井県図書館で福井県文化史等の資料収集、新彫会会長河内宗利氏や河村幹夫氏に内藤氏との関わりや制作の様子などの聞き取り調査実施。2015年3月岐阜大学教育学部研究報告人文科学第63巻2号に紀要「彫刻家 内藤堯雄の基礎調査(1)具象木彫表現における日本のかたちの研究」を発表した。 ②美術公募団体の彫塑表現傾向調査。9月二科会、新制作展、11月9日日展にて現代木彫表現調査。9月新制作協会事務所の協力を得て新制作展創設期のスクラップブックを借用し、近代美術史上の貴重資料の実見・整理・分析を行った。 ③木材収集・分析を行った。木彫材料丸太の乾燥状況、経年変化の観察調査、及び苗木の葉や幹の生育状況などの観察研究を継続した。 ④自身の木彫作品制作研究では、クス材の寄木表現による立像を制作し「新制作展」(国立新美術館等)において発表した。他に「緑の中の彫刻展」(ギャラリー華、東京都麻布)、「彫刻家 内藤堯雄・河西栄二作品展」(岐阜大学旧早野邸セミナーハウス、岐阜県大垣市)、「新彫会彫刻展」(福井県立美術館)などで木彫作品を発表した。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(1 results)