2010 Fiscal Year Annual Research Report
ポスト・ゲノム時代のバイオメディア・アートに関する調査研究
Project/Area Number |
22520150
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Research Institution | Tama Art University |
Principal Investigator |
久保田 晃弘 多摩美術大学, 美術学部, 教授 (70192565)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩崎 秀雄 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (00324393)
高橋 透 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (20298102)
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Keywords | バイオメディア・アート / 生命科学 / メディア芸術 / 構成生物学 / サイエンス・コミュニケーション |
Research Abstract |
今年度は、バイオメディア・アートの現状調査とコミュニティーを構築するための基盤として、バイオメディア・アートのポータルサイト「Bioart.jp(http://bioart.jp/)」を構築した。 このサイトは、国内外のバイオメディア・アートに関連する創作や研究、イベント等をBlog形式で記録(アーカイヴ)することで、アーティストや科学者の相互による情報の共有・発信を目的としている。タグそれ自身が簡易的なデータベース機能を有しており、さらに、ページ自体の視認性やアクセシビリティーも考慮しながら、デザイン性の高いサイトとなるよう配慮した。2011年4月30日現在、63の記事が投稿されている。 なお、このサイトは2010年11月12-13日に東京大学駒場第2キャンパスで開催された『「細胞を創る」研究会3.0(http://www.jscsr.org/sympo2010/)』のポスターセッションで発表され(http://www.jscsr.org/symo2010/proram2010.pdf)、生命科学に関係する様々な研究者とディスカッションが行われた。 「Bioart.jp」以外にも、研究代表者/分担者が2010年の8月27日に東京大学駒場キャンパスで開催されたThe Society for Social Studies of Science(4S)のアニュアル・ミーティング(http://www.4sonline.org/meeting/10)に設けられた、バイオメディア・アートに関するセッション(Introducing Biomedia Art in the Context of Science Communication)に招待参加するなど、様々な場への展開があり、多摩美術大学と早稲田大学を軸として、アーティストと研究者、学生などとの交流も日常的に行われている。
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Research Products
(2 results)