2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22520440
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Research Institution | Kobe City University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
福嶌 教隆 神戸市外国語大学, 外国語学部, 教授 (50102794)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長谷川 信弥 大阪大学, 言語文化研究科(研究院), 准教授 (20228448)
浅香 武和 聖心女子大学, 文学部, その他 (20516348)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 語彙 / 借用語 / カスティーリャ語(スペイン語) / カタロニア語 / ガリシア語 / バスク語 |
Research Abstract |
本研究の目的は、多言語国家スペインで用いられている諸言語の語彙に関するさまざまな問題について共通の問題意識をもった記述と分析を行うことにある。考察の対象となる言語は、(1)カスティーリャ語(スペイン語)、(2)カタロニア語、(3)ガリシア語、(4)バスク語である。(1)は研究代表者、(2)、(3)は研究分担者、(4)は研究協力者(吉田浩美 早稲田大学非常勤講師)が担当した。 平成22(2010)年度、研究会を開催し、諸言語の基礎語彙に関する文献の収集を開始した。平成23(2011)年度、研究会を開催し、最終年度の合同発表の統一テーマを借用語とすることに決定した。各員が海外での学会発表、フィールド調査などを行った。平成24(2012)年度、滋賀県で開催された日本スペイン語学セミナーで借用語に関する研究発表を行った(2012年8月)。その成果を踏まえて、九州大学で開催された日本言語学会第145回大会において、ワークショップ「スペインの諸言語における借用語」を実施した(2012年11月)。また、各員が海外での学会発表、フィールド調査などを行った。さらに、報告書『現代スペインの諸言語の語彙に関する対比的研究』を上梓し、研究活動の内容をまとめて公開した(2013年3月)。 以上のように、本研究は、最終年度に全国規模の学会でワークショップを開催したこと、及び報告書を出版したことという、具体的な成果をもって締めくくることができた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(16 results)