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2010 Fiscal Year Annual Research Report

元朝~明朝初期の言語接触に関する文献学的研究

Research Project

Project/Area Number 22520446
Research InstitutionOtani University

Principal Investigator

渡部 洋  大谷大学, 文学部, 准教授 (40278429)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松川 節  大谷大学, 文学部, 教授 (60321064)
古松 崇志  岡山大学, 大学院・社会文化科学研究科, 准教授 (90314278)
Keywords蒙漢合壁 / 元明期の碑文 / 多言語接触 / パスパ文字 / 碑刻文 / 元代のモンゴル語 / 碑文史料 / 元代の碑文文字
Research Abstract

22年度研究費補助金交付により主に以下三件の研究活動を実行することができた。
1、 モンゴル国へ行き碑文の調査及び碑文に関係する遺跡の見学を行うことができた。これまで「勅賜興元閣碑」、「達魯花竹公神道碑銘」、「張氏先塋碑」、「西寧王忻都公神道碑」等の碑文を解読してきたが、碑文の発見時の状態、設置場所、碑銘の下にある亀朕の状況など、碑文に関係する状況を具体的に知ることで碑文についての見識を深める事ができ、碑文をよりリアルなものとして把握できるようになった。特に「興元閣碑」に関して、その不鮮明な文字の確認や立地場所、発見時の現場の状況などの調査を行うことができたことは、今後の研究に大いに役立つものと考えている。また、モンゴル国で我々の調査活動に協力していただいた考古学者の権威A・オチル氏から碑文発見当時の状況やモンゴル国内の碑文研究の現状について貴重なお話しを伺うことができたことは有益であった。
2、 東洋文庫にて「達魯花竹公神道碑銘」と「張氏先塋碑」の拓本の確認を行うことができた。これにより不鮮明な文字が判明し、この二つの碑文解読に大いに役立つものであった。
3、 東洋文庫で「達魯花竹公神道碑銘」の写真撮影を行う事ができた。撮影した写真は近く発表する論文に掲載する予定であるが、これにより論文内容をより充実したものとすることが可能になった。

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Published: 2012-07-19  

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