2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22520581
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Research Institution | Bunkyo Gakuin University |
Principal Investigator |
与那覇 信恵 文京学院大学, 外国語学部, 助教 (30522198)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ギルナー リーア 文京学院大学, 外国語学部, 准教授 (20558803)
阿佐 宏一郎 文京学院短期大学, その他部局等, 助教 (30558804)
棚橋 サンドラ 文京学院大学, 外国語学部, 准教授 (40458542)
牛江 ゆき子 文京学院大学, 外国語学部, 教授 (70193860)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 教材 / 教育メディア / 英語 / 語彙 / カリキュラム |
Research Abstract |
本研究は、英語カリキュラムに連動した語を、高い効果が確認されている語彙指導法で、大学生の生活実態に合った実用性の高い方法で学習することを可能にする語彙学習システムを開発することを目的として実施した。平成24年度には、主に初年度と次年度に行なった教材開発とその試用毛結果をまとめ、分析を行った。また、その分析結果に基づき、英語Readingクラスで2年次学生が履修するクラスで使用する教材コンテンツのみでは不足していることが判明したため、新たに1年次学生用教材コンテンツを追加作成した。3カ年分の研究成果を報告書にまとめた。 平成24年度に実施した教材コンテンツの追加により、部品を用意すれば自動的にダウンロードして使用できる語彙教材とテストが生成されるシステムと、4つの授業の指導内容と連動した、計1680語分の語彙教材コンテンツが完成した。学習前のプリテストの結果、高頻度の語を選定したにもかかわらず学習者にとって約7割が未知語であったことから、選定方法の妥当性が確認できた。 それらを複数の授業で試用したその結果、87%の学習者が本研究で開発した教材で学習したことが「教科書の理解につながる」と感じ、学習語の6~7割程度が定着していたことが確認されたことから、一定の効果が得られたと結論した。一方、音声のダウンロードが障害となる場合があることや、定着率が先行研究よりも低いといった問題もあることがわかった。ただし、問題の多くは、本研究で開発したプログラムに改善の余地があることを示しているものもあるが、多くはカリキュラムや運用面での問題であると推定されたため、今後開発したシステムをより効果的に活用するためのカリキュラムの開発や必要なサポートについての研究につなげていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)