2010 Fiscal Year Annual Research Report
個人適応Role-playing手法を用いた実践的技術中国語学習システム
Project/Area Number |
22520589
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Research Institution | Tokyo University of Technology |
Principal Investigator |
陳 淑梅 東京工科大学, メディア学部, 教授 (50296737)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
亀田 弘之 東京工科大学, コンピュータサイエンス学部, 教授 (00194994)
余 錦華 東京工科大学, コンピュータサイエンス学部, 教授 (10257264)
大野 澄雄 東京工科大学, コンピュータサイエンス学部, 教授 (80256677)
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Keywords | e-ラーニング / 技術中国語 / 個人適応 / Role-Playing手法 / コンピュータ支援学習 / 集合知 / 忘却曲線 / 学習負荷 |
Research Abstract |
本研究は,学習者の実践的語学運用能力を向上させるために,「個人適応role-playing手法」を組み込んだ実践的技術中国語学習システムを構築することを目的としており,初年度において,以下の研究成果が得られた。 ・技術中国語Web教材で用いられている単語のWeb空間における出現頻度数を調査し,Web集合知という概念を本研究に適用し,各単語間の相関を計量的に明らかにした。 ・その計量結果をもとに,いままでの中国語教育経験とWeb検索結果を融合して単語の重要度付与手法を確立し,学習者が本システムを利用する場合において,最初に行う予備テスト問題の自動作成手法について検討した。 ・人間の忘却特性を生かし,学習内容の動的構築手法を考案し,学習効率を高める手法について検討を行った。 ・復習回数に応じて単語音声の再生速度を調整する手法を導入し,学習者の学習負荷を一定に維持するように試みた。 ・Web集合知の有効性について,中国中南大学で学部生・大学院生・教員を対象にアンケート調査を行った。 ・東京工科大学で提案手法の評価実験を行い,さらにアンケート調整をし,本年度で提案した各種手法の有効性を検証した。
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Research Products
(2 results)