2013 Fiscal Year Annual Research Report
中国の大学での英語教員養成課程の現地縦断調査ー日本への提言
Project/Area Number |
22520600
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Research Institution | Kyoto Bunkyo University |
Principal Investigator |
陸 君 京都文教大学, 臨床心理学部, 教授 (40351374)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田浦 秀幸 立命館大学, 言語教育情報研究科, 教授 (40313738)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 英語教員養成 / 英語専門教育 / 英語授業のあり方 / 教育実習 / 英語達成度テスト / 大学英語教員の力 / 教科書の統一化 |
Research Abstract |
内容: 現地調査の最終年度の1年目は、9月に代表者が現地入りし、上海師範大学外国学院副院長・金教授と4年目の調査スジュールの打ち合わせをした。学生の就活や卒論の関係で12月に両研究者が共に計画を実施した。学生の英語達せ度を測るTOEFL模擬テスト・4年生の授業見学・学生や担当教員へのインたービュー・英語学習のアンケートなどの実行、また、英語教育のあり方や学生の就職と英語の関係について、協力を下さった教員や学部長らとの懇談なども行った。その他、師範大学の付属小学校へ、2年生と4年生の英語の授業をも見学した。休日は、大学や上海市の図書館にての資料調べ、本屋で英語の教科書やCDの購入をした。 最後の日は、師範大学のレストランで、4年間現地調査のため、多大な協力をして頂いた副学院長・学科教務主任、教育実習見学担当の先生、TOEFL模擬試験や学生アンケートを手伝って下さった教員や院生らに、感謝の気持ちを表す簡易な食事会を開いた。 意義と重要性:学生の卒業年度でのデータ収集は極めて重要で、4年間の英語学習達成度を臨場で観察すること、教育に対して学生の満足度や不満度も情報収集、卒業後の進路のインタビューの行いなどを出来た。TOEFLの平均点数が入学時点での509点から532点までアップし、英語達成度を図る・英語BAND8(英語専攻学生の高度レベル)のテスト合格率が80%近くであることが判明した。卒業後の進路は70%の学生が中・高の先生に、20%は大学院へ、10%は一般企業であることが学生インタビューで分かった。調査結果はデータを分析後、研究論文で大学紀要に掲載された。(京都文教大学人間研究所第14号、pp1-22)
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)