2012 Fiscal Year Annual Research Report
医療系英語授業へのeラーニングと協調学習の効果的導入:デザインから実践・評価まで
Project/Area Number |
22520610
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Research Institution | Kawasaki College of Allied Health Professions |
Principal Investigator |
名木田 恵理子 川崎医療短期大学, 一般教養, 教授 (90123702)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
板谷 道信 川崎医療短期大学, 放射線技術科, 教授 (10123704)
重田 崇之 川崎医療短期大学, 一般教養, 助教 (40413520)
田中 伸代 川崎医療福祉大学, 医療福祉マネジメント学部, 准教授 (50202841)
小林 伸行 山陽学園大学, 総合人間学部, 講師 (90412270)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 英語教育 / ESP / eラーニング / 協調学習 |
Research Abstract |
本研究の目的は、医療系の専門英語教育において、eラーニングと協調学習をブレンドした授業モデルを設計・実践し、その教育効果を検証することである。平成24年度研究実績は、以下の通りである。 1.平成23年度実践結果の分析・評価:平成23年度に、協調学習をブレンドした2種類のeラーニング授業(「医学用語(英語)」と「医療英文読解」)を実践した。その結果「医学用語(英語)」では、前提条件となる基礎知識のあるクラスで協調学習の効果が認められた。また、「医療英文読解」では、予習段階でeラーニングを使った協調学習を実施したクラスにおいて活発なインタラクションがあり、学習意欲の促進が見られた。さらに、到達度テスト、主観・客観調査、受講者インタビュー等のデータを分析し、学習の足場の形成、グループ学習導入法と構成、ワークの時間配分、インストラクターの関与について評価した。 2.eラーニング教材の整理・再構築:平成23年度結果から、これまでInternet Navigware上に構築していた「医学用語(英語)」のeラーニング教材をMoodleに再構築し、協調学習での利用に適するよう学習管理システムを一本化した。 3.新たな授業モデルのデザイン:「医学用語(英語)」では、学習者特性を考慮して協調学習を導入し、前提条件となる学習者の知識レベルに合わせた教材と、専門分野とのリンクの2点を考慮した授業モデルをデザインした。「医療英文読解」では協調学習を事前学習に導入することに有効性が認められたため、そのデザインに改良を加えた。 4.授業実践:平成24年度に実践した結果については現在分析中である。なお、3年間の実践研究の過程において、学習者特性、学習の前提条件となる基礎知識レベルの影響、学習者のコンピュータ利用傾向等について有意義なデータを得ることができた。これらについても、分析予定である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)