2012 Fiscal Year Annual Research Report
スピーキング能力向上のための画像音声認識を用いたバーチャルインタビュー教材の開発
Project/Area Number |
22520612
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Research Institution | 富山高等専門学校 |
Principal Investigator |
COOPER T・D 富山高等専門学校, 一般教養科, 准教授 (70442449)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塚田 章 富山高等専門学校, 電子情報工学科, 教授 (40236849)
山口 晃史 富山高等専門学校, 電子情報工学科, 准教授 (40239877)
成瀬 喜則 富山高等専門学校, 国際ビジネス学科, 教授 (00249773)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | virtual interview / facial recognition / voice recognition / speaking tests / self-study |
Research Abstract |
我が国のTOEFL iBTのスピーキングセクションの結果は110カ国中最下位である.これは我が国の英語教育が,リーディング,ライティング,文法が主体でありスピーキング練習があまりなされていないことに起因すると考えられる.スピーキングについては,限られた授業時間内にクラスの学生全員にインタビューすることが困難である事が問題の一つである.本課題では,10分程度の時間でクラス全員にインタビューテストを行えるよう,webカメラで取得した画像/音声をサーバに記録する仮想インタビューシステムの開発を行うことを目的としている.本年度は以下の内容を実施した. ・顔認証機能の精度向上:ゲーム用モーションキャプチャデバイスであるKinectを使用して深度情報に基づくマッチング法を開発した.これまでのエッジを用いる方法に比べ認識率が格段に向上した.また,深度情報から顔向き検出も容易に行える. ・音声認識エンジンの認識率向上:Carnegie Mellon Universityが開発している英語音声認識エンジンSphinxを用いて,選択問題を英語の発声で解答し,これを自動採点する機能を開発した.Nativeの実験では90%程度の認識率が得られるが,音声認識エンジンの解析モデルが日本人対応でないため,日本人では70-80%の認識率である. ・成果発表:New Orleansで成果発表を行った.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)