2012 Fiscal Year Annual Research Report
世界史における東アジアとアフリカ―国際共同研究のための基盤形成
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22520652
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Research Institution | Otani University |
Principal Investigator |
古川 哲史 大谷大学, 文学部, 准教授 (90410977)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 史学 / 歴史理論 / 世界史 / 関係史 / 国際情報交換 / アフリカ / 東アジア / 日本 |
Research Abstract |
本研究は世界史の枠組みの中で、申請者がこれまで取り組んできた<第二次世界大戦期までの日本―アフリカ関係史>の研究成果を出発点に、対象地域を東アジア(主に中国、朝鮮半島、日本)にひろげて、19世紀末から20世紀半ばにおける東アジアとアフリカの関係をグローバルな視点から明らかにすることを目的とする。従来、世界史あるいはアジア史やアフリカ史において、個別に扱われてきた諸相をつなぐ接続性を見出す作業であり、その「接点」や「接線」について歴史的考察を試みる。 本研究は理論かつ実証面(いくつかの重要な事例研究)での個人研究であるとともに、この大きなテーマを国際的な規模で論じるための国際共同研究の可能性を探る作業も含む。さらには、将来的な課題<世界史における東アジアとアフリカ、アフリカ系ディアスポラ>(East Asia, Africa, and the African Diaspora in World History)にどう繋がるかを考える。 研究計画の3年目にあたる平成24年度(2012年度)は、1年目、2年目からの継続的な活動として、先行研究の調査・収集およびその概観と検証を行った。それと同時に、関連の史・資料や情報の収集を国内外で遂行した。また、日本の歴史学におけるアフリカ史学の位置づけや教育現場での歴史教育の特色なども意識し、そうした視点からの本研究課題の考察も行った。その作業は、研究代表者の立ち位置や視座を自ら再確認し、今後の国際的な研究へと発展させる際にも有益なものとなった。 以上の研究活動の成果は、現在準備中の日本語および英語による論文や著書で公表予定である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(1 results)