2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22520821
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
川村 邦光 大阪大学, 文学研究科, 教授 (30214696)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 家族写真 / 写真館 / 写真師 / 肖像写真 / 民俗学 / 文化人類学 |
Research Abstract |
平成24年度は3回の研究会を行なった。以下、発表者、および題名をあげる。第1回研究会(4月2日:大阪大学)、張懐文(大阪大学大学院)「女性演劇としての歌仔戯の歴史:役者のライフヒストリーから」、曹容成(全南大学校大学院)「別府温泉の薬師如来信仰:別府浜脇薬師祭りの事例を中心に」、竹原直道(九州歯科大学名誉教授)「妖怪ぬらりひょんの正体は医者だった:18世紀後半期の江戸における医師の社会的評価の一側面」、李恩敬(全南大学校大学院)「日本“四国遍路”の由来と変遷過程」、布山美慕(大阪大学大学院)「物語読書・読書の現象学:ヴォルフガング・イーザーから」、宋秀環(龍華科技大学)「台湾アミ族のアイデンティティ転換:日本へのノスタルジアから語る」。金容儀(全南大学校)「薄田残雲の<朝鮮漫画>に表われた朝鮮にんしき」。第2回研究会(5月25日:大阪大学)、五十嵐惠邦(ヴァンダービルト大学)「小野田寛郎と游撃戦士というフィクション」。7月7日から10日にかけて、韓国・釜山において、成惠珍(大阪大学大学院)の協力のもと、韓国の家族写真の調査を行なった。9月14日、韓国・釜山において、韓国・東西大学校の李元範教授の協力のもと、旧日本人街および韓国の家族写真の調査を行なった。川村は日本教育社会学会・第64回大会(同志社大学)で、「家族写真の展開と表象をめぐって」の題名で研究発表をした。第3回研究会(12月7日:大阪大学)、重信雪彦(国立歴史民俗博物館客員教授)「聴き耳について」。 2013年1月に研究成果報告書として、『文化/批評』冬季臨時増刊号に「特集:東アジアの家族写真の展開と表象」と題して刊行した。 東アジアでの家族写真に関する議論を深め、本研究の目的をかなり達成することができた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)