2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22530359
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
舘岡 康雄 静岡大学, 工学部, 教授 (00510463)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 支援 / プロセスパラダイム / 利他性 / してもらう能力 / マネジメント / 組織変革 / 複雑性 |
Research Abstract |
21世紀に入りグローバルな金融資本主義の解決やエコの実現には、利己を前提とした経済合理人のモデルでは解決することが難しい。国家から社会、組織、個人にいたるまで、相手のことを考えて行動すること、相手からもこちらのことを考えて行動して貰えること(一定程度の利他性)が不可欠になっている。しかし、このような利他を前提として互いにWin-winの関係を生み出す科学は手付かずの状態にある。本研究は、利他を機軸にした新たなマネジメントの可能性とその実現に必要とされる個人や組織の要件を明らかにしようとするものである。25年度は具体的に次の事を達成した。 1.「してもらう能力」を相互に高めるSHIEN(支援)ワークショップを開発した。シンプルで誰でもができる構成となっている。 2.前記SHIENワークショップを中心に据えた研修を財務省や人事院などの官公庁、教頭研修や小中学生などの学校関係、一部上場企業などの企業関連、青山ブックスクールなど一般若者向けに実践し、その効果を確認した。合計12回。 3.上記2の成果をもとに、支援を基軸にした組織に変える研修デザインを開発し、実施を開始した。病院組織と市役所に適用中。 4.SHIEN(支援)文化(プロセスパラダイム)度を測る指標を開発した。 5.前記内容を世の中に広く展開するために、学術書ではなく一般に利用できる判り易い書籍として、発刊した。 6.支援の有効性を検証するためのシミュレーションソフトを作成した。現在検証を試みている。 ほぼ目標を達成した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(10 results)