• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2012 Fiscal Year Annual Research Report

並列シリアル転送による新しいデータ収集系の開発

Research Project

Project/Area Number 22540312
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

味村 周平  大阪大学, 核物理研究センター, 准教授 (10273575)

Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords測定技術 / データ収集系 / 実験核物理 / MicroTCA
Research Abstract

Spring-8 LEPS ビームラインやJ-PARC での遅い取り出しビームラインにおける大強度ビームを用いた実験が進行中もしくは実施されようとしている。検出器からの信号のパイルアップを避けるため検出器の大型化、細分割化のため多数のデータを並列に読み出す必要がある。これに対応するため効率のよいデータ収集系が必要になっている。
本研究では最新の工業規格MicroTCAを用いて、低コストで小規模から中規模実験に対応できるデータ収集系を開発した。MicroTCAでは、多数の回路モジュールからのデータ転送において、point-to-pointのシリアルデータ転送が可能であり、並行度を上げることでデータ収集の効率向上が可能である。
検出器からの信号をデジタル変換するフロントエンド回路モジュール、トリガー信号などデータ収集のコントロール信号を分配するトリガー回路モジュール、フロントエンドからのデータを収集し、計算機に転送するリードアウト回路モジュールといった、データ収集システムに最小限必要な回路要素の開発・製作を終了した。
データ収集システムの性能評価及び最適化は終了し、本番の実験に組み込んだ性能評価を近く終了する予定である。また、開発したデータ収集システムは原子核実験だけでなく、衛星システムの地上試験・開発に利用されはじめている。
開発したデータ収集システムで使われるデータ転送プロトコルや実装方法を基礎に、ATCAによる更に大規模な実験に対応できるデータ収集システムの開発に展開する予定である。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] CANDLESによる二重ベータ崩壊の研究(68)-CANDLES用DAQ-Middlewareの開発II-

    • Author(s)
      前田翔平
    • Organizer
      日本物理学会2012年秋季大会
    • Place of Presentation
      京都産業大学(京都府)
  • [Presentation] CANDLESによる二重ベータ崩壊の研究(71) -波形解析-

    • Author(s)
      市村晃一
    • Organizer
      日本物理学会第68回年次大会
    • Place of Presentation
      広島大学(広島県)

URL: 

Published: 2014-07-24  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi