2012 Fiscal Year Annual Research Report
安全・安心社会のための協調作業可能な三次元破壊力学解析統合プラットフォーム
Project/Area Number |
22560149
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Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
岡田 裕 東京理科大学, 理工学部, 教授 (50281738)
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Project Period (FY) |
2010-10-20 – 2013-03-31
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Keywords | 破壊力学 / CAE•CAD / 大規模有限要素法解析 / 安全・安心設計 |
Research Abstract |
次の目標を掲げて研究を推進してきた:(1) 三次元複雑構造物中の混合モード疲労き裂問題の完全自動解析を実現 (2) 三次元複雑構造物中のき裂に対する三次元非線形(弾塑性)破壊力学解析の実現. これらを可能にするためには,ソリッドモデル,解析モデルの自動生成,さらに,大規模有限要素法解析,破壊力学パラメータの解析,き裂形状の更新とソリッドモデルの再定義等,種々のプログラムを使用することが必要になる.それらを一つのソフトウエアとして統合することは大変困難なので,様々なプログラムの起動やデータに受け渡し等を管理する全体制御プログラムを作成し,様々なソフトウエアを見かけ上統合したソフトウエアを構築する.これを,本研究では「三次元大規模破壊力学解析統合プラットフォーム」と呼ぶ.将来的には多数の研究者/開発者が独立に関連するプログラム開発を行い,統合プラットフォーム上で合体することによる,協調作業を可能にするものである.上記(1)と(2)を通して,三次元破壊力学解析に関する基本的機能を持った解析プラットフォームを開発する.これが,本研究の大目標である. 現在までに本研究代表者やその協力者が作成してきた関連するソフトウエア群の統合化を行い,次の項目を達成してきた。(1)自動き裂進展解析ソフトの構築,(2)破壊力学解析用コンピュータシステムへの実装.さらに,非線形破壊力学解析の実現に向けた四面体有限要素用三次元J積分プログラムの開発を行い,大規模三次元疲労き裂進展有限要素法解析を概ね実現した.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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