2012 Fiscal Year Annual Research Report
湿地生樹木の湛水耐性機構-二次通気組織の発達と樹体内酸素の動態
Project/Area Number |
22580158
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
益守 眞也 東京大学, 農学生命科学研究科, 講師 (50282702)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | Meleleuca / 通気組織 / 湿地生樹木 / 湛水耐性 / 沈水耐性 / 低酸素ストレス |
Research Abstract |
熱帯アジア地域の湿地に分布する高木性樹種のMelaleuca cajuputiの実生を実験対象として,全身が水中に没しても生存し伸長成長を維持できる耐性機構を調べた。水中でも周囲に溶存する二酸化炭素を基質とした光合成を続けることができること,また体内に連続的に発達した通気組織を介して,光合成によって産生された酸素が根系に移動できることが明らかになり,日中は根系での好気的な内呼吸が続けられていることを示唆する結果が得られた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)