2012 Fiscal Year Annual Research Report
生体肝移植ドナーの心理的問題についてのインタビュー調査
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22590455
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
藤田 みさお 京都大学, iPS細胞研究所, 准教授 (50396701)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 生体臓器移植 / ドナー / 術後 / 質的研究 / 心理社会的問題 |
Research Abstract |
世界的に類稀な発展を遂げた日本の生体肝移植は、退院後のドナーのフォロー・アップを視野に新たな局面を迎えつつある。だが、そうした体制を充実させるためには、臓器提供を決意してから入院し、退院、そして通常の生活へ戻っていくまでのドナーの心理・社会的ニーズの詳細を質的に明らかにすることが必要である。そこで本研究では、質的研究の成果の体系的な統合手法として注目されつつある、Paterson BL, et al. “Meta-study of qualitative health research: a practical guide to meta-analysis and meta-synthesis”を参考にしながら、生体肝移植ドナーの心理・社会的問題を扱った質的研究の分析・統合(メタスタディ)を試みた。具体的には、1) 術前における心理・社会的問題はどのように報告されているのか、2) 術後における心理・社会的問題はどのように報告されているのかという問いを立て、レビュー行った。その結果、「意思決定と何か」「自発的同意とは何か」「術前の心理・社会的負担とは何か」「術後の心理・社会的負担とは何か」「レシピエントとの良好な関係とは何か」といった問題の明確化が今後の研究課題であることが指摘できた。また、昨年度の資料・情報収集と文献レビューに基づき、当該テーマの関連領域として近年注目されていることが判明した「渡航医療(移植を含む)」「再生医療(特に幹細胞治療)」等の問題についても、成果を発表した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)