2012 Fiscal Year Annual Research Report
グループホームのケアスタッフに対する支援体制の構築に向けた実証的研究
Project/Area Number |
22590493
|
Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
古村 美津代 久留米大学, 医学部, 准教授 (70320249)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石竹 達也 久留米大学, 医学部, 教授 (60232295)
|
Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
|
Keywords | 認知症高齢者グループホーム / ケアスタッフ |
Research Abstract |
平成23年度の全国調査の結果、ケアスタッフが抱える困難や困難の関連因子、GH管理者の研修に対する思いや実施している研修、ケアスタッフの研修に対する思いおよびこれまで受けた研修、受けたい研修が明らかになった。そのため、平成24年度は、調査結果をもとにK市グループホーム協議会の管理者と検討し、GHケアスタッフへの支援体制の構築に向けて、研修内容、方法について検討した。その結果、第1回「認知症高齢者の理解ー症状・対応・悪化防止」、第2回「認知症高齢者とのコミュニケーション」、第3回「認知症高齢者の栄養と調理法」、第4回グループホームにおける認知症高齢者のリハビリテーション」、第5回「ストレスとの付き合い方」の研修を実施した。その結果、第1回95名、第2回105名、第3回47名、第4回54名、第5回72名、合計373名のGHケアスタッフおよび施設ケアスタッフの参加があった。参加者のアンケート結果では、約8割~9割の参加者が講演内容がとても理解できた、明日からのケアに役立てることができると回答した。また、今後の研修について参加者の9割以上が研修会の参加があれば参加する、研修は事業内にとどまらず自治体で行うべき、ケアスタッフの研修は必要だと考えると回答した。平成24年度の研修により、GHケアスタッフは、日々の認知症高齢者との関わりにおいて様々な困難を抱え、研修の必要性を感じており、ケアスタッフの研修の必要性を確認することができた。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(4 results)